「飛ぶのが、怖いの?」
仕事で空を飛んで、この島にやってきた「僕」に人生2度目の決行のときが近づく。
無人のはずの北硫黄島に住む人々、戦争の記憶、看守と囚人、6色の風船……。
人はなぜ飛ぼうとするのか、そして飛ぼうとしないのか。
文藝賞受賞第1作に書き下ろし「孤島をめぐる本と旅」を収録
硫黄島を舞台にした滝口悠生さんの『水平線』。
北硫黄島が舞台の山野辺太郎『孤島の飛来人』。
ジュンク堂書店池袋本店の3階平台で両者が斜めとなりに並んでいるのを見て、硫黄列島だ! と思ったのでした。 pic.twitter.com/6N5N868NIT— 山野辺太郎『孤島の飛来人』8月22日発売! (@yamanobe_taro) August 23, 2022
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