世界はラテン語でできている ラテン語さん (著) SBクリエイティブ (2024/1/7) 990円

世界はこんなにもラテン語であふれている!!

X(旧Twitter)で人気の「ラテン語さん」初著書。

世界史、政治、宗教、科学、現代、日本……。

あらゆる方面に思いがけずひそんでいるラテン語の数々。

ラテン語は死語ではなく、知への扉だ!!

ヤマザキマリさん推薦&巻末特別対談!!
「ラテン語は、まさに時空を駆け抜け続ける言葉。そこにいるあなたも、無意識にラテン語を使っているのをご存知ですか? 時空を超えて生き続けるラテン語の魅力と発見が炸裂する一冊」

よく耳にするあの企業の名前から、

有名な歴史上のあの人物の名言まで。

語学、ラテン語の知識ゼロから読めるラテン語雑学本。

はじめに
・ラテン語ってなんだ?
・実は身近なラテン語
・私がラテン語をはじめた理由
・ラテン語の世界へ
・ラテン語の読み方について

第1章 ラテン語と世界史
・語源で考える“history”と“story”
・地名に残るローマ帝国の遺産
・「植民地」の語源になったローマ帝国の植民活動
・「ローマ」と「ロマンス」
・カエサルは「賽は投げられた」と言ったのか?
・「ブルータス、お前もか」
・ギリシャ、アラビア、ラテンがつながる
・ロックダウン中の営業は許されるか?
・ありありと語られる伝染病の恐ろしさ
・大航海時代の名残
・新大陸にまで残ったローマ皇帝の名
・ラテン語で明らかにされたコロンブスの航海
・「ラテンアメリカ」と「ラテン語」
・ネルチンスク条約に使われたラテン語
・アメリカ独立記念日が刻まれたその板は!?
・「驚くべき年」と「恐るべき年」

第2章 ラテン語と政治
・アメリカ政治に見られる古代ローマの名残
・トーマス・ジェファーソンが憧れた丘
・「シンシナティ」に学ぶ政治家の理想
・金権を嫌ったローマの政治家たち
・大統領の暗殺者が叫んだラテン語
・ポエニー戦争の戦術に学べ
・候補者は「誠実」でなくてはならない
・vote「投票する」の語源は「お願い」
・大統領就任式と鳥占い
・ローマ建国にも登場する鳥占い
・「ファシズム」と古代ローマ
・政治利用されたラテン語
・政府とサイバーと舵取りと

第3章 ラテン語と宗教
・聖書の暗唱が左右した裁判
・パッションフルーツは「情熱の果物」ではない
・クリスマスソングのラテン語
・グロリア・イン・エクセルシス・デオ
・チャペルとアカペラと雨合羽
・カプチーノの語源となった修道会
・“Requiem”は元々「鎮魂歌」ではなかった!?
・主の祈りと「クレド」
・バレンタインデーの言い伝えは本当か?
・ゴディバのロゴの由来
・ラテン語で書かれたルター『95か条の論題』
・『95か条の論題』には何が書かれているのか?
・サン・ピエトロ大聖堂に刻まれたラテン語
・ローマ神話の時代からキリスト教の時代へ
・モーセ像に角が生えている理由

第4章 ラテン語と科学
・大プリーニウスの百科事典
・克明に記されたウェスウィウス火山の噴火
・有名な科学の本はラテン語で書かれた
・慣性の法則や地動説もラテン語で発表された
・フェルマーの残したメモ
・太陽系のラテン語
・12星座のラテン語
・ラテン語を通じて元素が見えてくる
・違いが分かるホモ・サピエンス
・カワイイ学名とジミ・ヘンドリックス
・死者の国からやってきた殺し屋クジラ
・学名を知ると深く理解できる
・人体にひそむヒラメとネズミ
・まだまだある人体のラテン語
・ラテン語が元になっている栄養素の名前
・ラテン語が元になっている病気や薬
・菌の名前になったラテン語

第5章 ラテン語と現代
・テクノロジーにひそむラテン語
・アジェンダとアマンダはよく似た構造
・まだまだあるラテン語由来のカタカナ語
・商品名や社名の元になっているラテン語
・自動車業界とラテン語
・紋章が読めるとよく分かる組織の姿勢
・ハリー・ポッターのラテン語
・東京ディズニーリゾートのラテン語
・パリのディズニーランドにひそむ古代ローマ詩人
・ラテン語は「死語」と言えるか? ラテン語会話の世界
・今でもラテン語に訳される児童文学
・『星の王子さま』に学ぶラテン語訳の思わぬ利点
・ラテン語だとダサくなるバーテンダー
・宇宙飛行士を表す詩的なラテン語
・ラテン語で喋るニュース番組がある!

第6章 ラテン語と日本
・『東方見聞録』に描かれた日本
・17世紀にローマ市民権を与えられた日本人
・ラテン語早慶戦
・街中のラテン語
・ラテン語由来の施設名
・日本の地名・人名をラテン語にする方法
・まだまだあるラテン語由来の施設名
・漫画に出てくるラテン語
・ゲームに出てくるラテン語
・アニメに出てくるラテン語
・日本語の起源はラテン語!?
・ウェルギリウスのラテン詩を「直した」日本人
・日本語で読めるラテン語文法書

巻末特別対談 ヤマザキマリ×ラテン語さん

著者について
ラテン語研究者。栃木県生まれ。東京外国語大学外国語学部欧米第一課程英語専攻卒業。ラテン語・古典ギリシャ語を教える東京古典学舎の研究員。高校2年生でラテン語の学習を始め、2016年から X(旧Twitter)においてラテン語の魅力を毎日発信している(アカウント名: @latina_sama)。研究社のWEBマガジンLinguaにて隔月連載中(シリーズ名: 名句の源泉を訪ねて)。ラテン語を読むだけでなく、広告やゲームなどに使われるラテン語の作成や翻訳も行っている。

「ラテン語について、多少の知識があり、短い語句に馴染んでいるが、想像外に身の回りにラテン語が多くあることに驚いた。その点、大変興味を引いている。
長い文章の引用が紹介されているが、これは、後で、ジックリ読み直さなければならないと思っている。」

「よくできたタイトルと思いました。ヨーロッパの中で今もしっかりと根付いているラテン語について、さまざまな分野の言葉を取り上げて解説しています。
まるで日本語における漢文の故事成語、四字熟語のように、英語・フランス語・イタリア語にラテン語が生きていることが分かりました。
ハリーポッターの呪文や企業や大学のロゴにまだまだ現役なラテン語の解説が興味深かったです。
長文のラテン語がカタカナ読み付きで結構掲載されていて、読んでみると、ちょっと知的で、帝政ローマにタイムスリップするような気持ちになります。」

「言語学習は何より慣れと繰り返しの勉強だと思いますが、その言葉の成り立ち等の背景の知識も知る方が、勉強が楽しく出来ますね。ラテン語は声楽が好きなので結構馴染みがあるのですが、いざ勉強となると、いろいろめんどくさい、となりがち。この本片手に、気長に楽しくラテン語勉強したいです。」


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