
良い子は天国へ行く。
悪い子はどこへでも行ける。
行き場のない母子を守る「のばらのいえ」。
〈かわいそうな子どもを救う〉という理想を掲げ、
ある夫婦が運営するその家で暮らす祐希は、
未来のない現実から高校卒業と同時に逃げ出した。
しらゆきちゃん、べにばらちゃんと呼ばれ、幼少のころから一心同体だった紘果を置いてきたことをずっと後悔していた祐希は、十年越しに紘果を迎えに行くこと決意をするが――。
人生の不条理を問い続ける著者の書下ろし長編。
寺地 はるな
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『人は環境や周囲の影響で大きく変わるというテーマが深く刺さる。登場人物の感情がリアルで、読後は重さと同時に誰かと繋がりたいという希望も残る心に響く作品だった。』
『物語そのものがとても面白く、表現以上にストーリーに引き込まれる。軽く読むというよりも、じっくり向き合いたくなるタイプの作品で読後の余韻も印象的。』
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