光文社の記事一覧
書店店長として働く五十嵐さくらは疲れきっていた。 山のような仕事、下がり続ける売り上げ、頭の痛い万引き対応。さらに、本部からは閉店の計画を告げられる。 そんなとき頭に浮かんだのは、本好きになるきっかけを与えてくれた中学生時代の女性教師だった。 若くして亡くなった彼女にもう一度会いたい――。 「ちびねこ亭」へと足を運んだ...
5階建ての新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。 近くの日の出公園には古くから設置されているカバのアニマルライドがあり、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説がある。 人呼んで”リカバリー・カバヒコ”。アドヴァンス・ヒルに住まう人々は、それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける。高校入学と同時に家族で越...
この人は人生をリノベーションするつもりだ―― 亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽者だ」といいだす。女性は一笑に付すが、一部始終を聞いていた元マジシャンのマスターは驚くべき謎解きを披露する。 果たして嘘をついているのはどちらなのか――。 謎に包まれたバー『トラップハンド』のマスタ...
結婚を控えた神尾真世に「父が殺害された」と警察から連絡が入った。 真世は仕事と結婚準備を抱えたまま、寂れた故郷へ降り立つ。 そこは人が滅多に訪れない小さな観光地で、ようやく射した希望の光すら新型コロナウイルスの蔓延により奪われた町だった。 殺害現場となった実家に赴くと、警察官ではない、謎の人物が入り込んでいて――。 真...
100人近くが働く郊外のシネコン。 日曜日でクリスマス・イブの今日は、舞台挨拶やイベント上映もあり、大忙しだ。 過去に秘密のあるアルバイト、地元を離れた学生、家庭に居場所をなくした主婦、 それぞれが微妙な人間関係の中、複雑な悩みを抱えながらもひたむきに仕事をしている……。 シネマコンプレックス/畑野智美(光文社文庫)#...
透明人間が事件を起こしたら? アイドルオタクが裁判員裁判に直面したら? 犯行現場の音を細かく聞いてみたら? ミステリイベント中のクルーズ船で参加者の拉致監禁事件が起こったら? 阿津川辰海の傑作短編集がついに文庫化。 波に乗る著者が放つ高密度の本格ミステリ!読めばファン確定。 驚嘆必至、必読の一冊! 怒濤の展開に飲み込ま...
英国の“最底辺”労働に著者自らが就き、その体験を赤裸々に報告。 アマゾンの倉庫、訪問介護、コールセンター、ウーバーのタクシー――ワンクリックに翻弄される無力な労働者たちの現場は、マルクスやオーウェルが予言した資本主義、管理社会の極地だ。 グローバル企業による「ギグ・エコノミー」という名の搾取、移民労働者への現地人の不満...
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