100人近くが働く郊外のシネコン。
日曜日でクリスマス・イブの今日は、舞台挨拶やイベント上映もあり、大忙しだ。
過去に秘密のあるアルバイト、地元を離れた学生、家庭に居場所をなくした主婦、
それぞれが微妙な人間関係の中、複雑な悩みを抱えながらもひたむきに仕事をしている……。
シネマコンプレックス/畑野智美(光文社文庫)#読了 #のベルズ
郊外のシネコンで働く人々の、とあるクリスマスイブ1日のお話。
大学生、フリーター、主婦、中間管理職の社員・・・。それぞれいろいろな事情、コンプレックスを抱えながら働いている。
そんな感情と向き合い一歩を踏み出す物語。 pic.twitter.com/UxxYF8OLMo— 真琴 (@makomsk) October 12, 2020
映画館の各部署で働く人の想いが重なり合う、心温まる連作短編集。
シネマコンプレックス/畑野智美
昔デートでよくシネコンに行ったのを懐かしく思い出し、舞台裏ではいろんなドラマがあるんだなぁと思いながら読みました。シビアな現実やいろんな人間関係もあるけれど、最後はほろりと優しく温かな気持ちになれる作品。畑野智美さん、やっぱり好きです??#読了— futaba?? (@futaba_ayu) October 9, 2020
「面白かったです。シネコンで働く人にも色々あるのがわかり、よかったです。何より読みやすく、読んでいるうちに、また映画館できちんと映画を見たくなりました。この本に出会えて、よかったです。」
「単館の映画からシネコンへ。そのシネコンでは利用するだけでは判らない様々な部署の出来事があります。それらの部署の物語を次々と書いてあります。読んでいてその部署の苦労や楽しみなど面白く書かれているのであっというまに読み進めました。ただ物語の最後のほうが読んでいて「?」それでいいのという感じでした。そこの唐突感を感じてしまい星4つ評価ですが、読んで楽しかったと思える一冊です。」
「同じシネコンを舞台にした、利用者目線の連作短編続編なども、是非読んでみたい。手元に来てから一晩で一気に読みました。二周目行きます。 出来事のつながりなど、絶対新しい発見があると思う。楽しみです。」
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