江戸時代、尾張藩の分家として美濃にあった高須藩。
徳川慶勝、一橋茂栄、松平容保、松平定敬――徳川の傍流に生まれて幕末、維新に翻弄された悲運の高須松平家・四兄弟。
彼らの近くにいて、激動の時代に「生きる選択」をした女性たちを描いた物語。
第10代藩主・松平義建は、後に尾張徳川を継ぐ慶勝(よしかつ)、慶喜の将軍就任に伴い一橋家当主となる茂栄(もちはる)、美男で知られ会津藩主、京都守護職を務めた容保(かたもり)、婿養子として桑名松平を継いで京都所司代となる定敬(さだあき)など子宝に恵まれ、彼らは高須四兄弟と呼ばれました。
時は幕末、維新に翻弄された激動の時代。四兄弟たちの寵愛を受けながら、「生きる選択」をした女性たちの姿を瑞々しく描きます。
新田次郎賞、本屋が選ぶ時代小説大賞をW受賞した傑作『葵の残葉』に連なる作品集です。
奥山景布子先生の新刊『葵のしずく』をご恵投たまわりました。名著『葵の残葉』につながる物語。まして女性たちの物語ともなると、読み応えがありそうです!
ありがとうございました! pic.twitter.com/nS0bwZssYz— 編集F(ににぎ) (@ninigi) October 9, 2022
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