烏の緑羽 阿部智里 (著) 文藝春秋 (2022/10/7) 1,760円

「なぜ、私の配下になった?」

生まれながらに山内を守ることを宿命づけられた皇子。葛藤と成長、彼らのその先には――

「長束の立ち位置がようやくわかった気がする。ただ金烏ができないことを、やらなければならないことを全て
背負わされた雪哉はどこに幸せがあるのだろう。猿を実際に殺したのも雪哉。一番大切な友人を失ったのは雪哉。彼が個人として愛していた家族を守るための絶望的な孤独をどうするのだろう。長束が雪哉とこういう形で戦うのかと脱力。どういう形で山内は滅びていくのか重たい伏線だった。路近と長束の関係も想像を超えていた。失われた金烏の記憶である猿と烏と山神の最初の関係をいつか教えて欲しい。」

「今まで重要視していなかった人物の背景が分かり、最後の最後で前2巻で触れてなかった事が触れてあり、最後の最後まで終わって欲しくない!続きがもっと読みたい!と思いました。すごい世界観を持ってる作家さんだと改めて感じました。」


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