「人は食べたものと、読んだものでできている」
書評家のよう子は、神楽坂に盲導犬のアンと暮らしている。
出版社の担当の希子と隔週の木曜日に、打ち合わせを兼ねたランチをするのが楽しみだ。
一方、神楽坂で〈古書Slope〉を切り盛りするバツイチの本間は、五歳になる息子のふうちゃんと、週に一度会えるのが木曜日だ。
書物への深い愛と強い信頼、それを共有できる大切な人。本に込められた〝想い〟を伝えていく──。
(解説・新川帆立)
平岡陽明さん著
ぼくもだよ
神楽坂の奇跡の木曜日なんだかあったかいなぁ
いろんな人との繋がりでほっこり
心に残る大好きな本になりました??— ピーカン (@GI0QNe8dLcrFXdA) December 20, 2021
「視力を徐々に失ってゆく苦しさには、とても小生には寄り添えるものではありません。ただ、全体の流れは小生の思いを汲んでくれるかの様に展開しました。その結果、可もなく不可も無く、結末を迎えました。」
「テンポよく進むストーリー。あっさりとした感じが僕にはとても心地よかったです。でも主人公たちに感情移入できてほんわかとした気分になりたい方にオススメです。」
「読書、盲目、色んな要素があるけど、毒親の話でもあるのは、予想してなかった……盲目の娘のお金をせびる母親……って、なかなかに重いテーマで、幅広い読者に刺さると思います。」
|