透明人間は密室に潜む 阿津川辰海 (著) 光文社 (2022/9/13) 770円

透明人間が事件を起こしたら?

アイドルオタクが裁判員裁判に直面したら?

犯行現場の音を細かく聞いてみたら?

ミステリイベント中のクルーズ船で参加者の拉致監禁事件が起こったら?

阿津川辰海の傑作短編集がついに文庫化。

波に乗る著者が放つ高密度の本格ミステリ!読めばファン確定。

驚嘆必至、必読の一冊!

怒濤の展開に飲み込まれる快感に身を委ねる悦楽!

2020年のミステリ・ランキングを席巻、
「本格ミステリ・ベスト10」第1位
「このミステリーがすごい!」第2位
「週刊文春ミステリーベスト10」第2位
「ミステリが読みたい!」第3位

「論理的でヒントも親切でいいミステリを書くと思いました。あり得ない設定でしたが短編でしたし、理解できないところもなくて苦もなく読むことができました。長編ミステリを期待します。」

「タイトル作は透明人間という設定をうまく活かして実によく練られており、短編本格ミステリとしての完成度が高い。他の収録作もそれぞれ奇抜な設定で読ませるが、できはまちまち。しかし、どの作品もチャレンジ精神にあふれており、このような心意気は大いに尊重したい。」

「作者も後書きで言及しているが、極めてメタで実験的な小説だった。作者の人間性が溢れていて、小説を読んでいるというより、作者のお気に入り探偵小説への愛を放送するラジオを永遠に聞いている感じ。AB型っぽい。」


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