射精道 今井伸 (著) 光文社 (2022/9/14) 968円

射精は一日にしてならず

その正しい扱い方、練習の方法と重要性……

思春期から中高年期まで知っておくべき知識と心構え

【内 容】

陰茎は、その機能をできる限り引き出し維持するためには、正しい扱い方を体得することが必要だ。

また、パートナーの心身を傷つける凶器としないためにも、道徳と品格、相手を思いやる礼儀を養った上で使えるようにすることも重要である。

しかし現代の性教育では、重要なポイントにはほとんど触れず、青年期の誤った扱い方による射精障害や勃起障害も増加している。

また性行為の前に絶対に必要な心の育成も欠落している。

本書では、性機能と生殖医療の専門医が、それぞれの年代での性生活・射精生活の心構え、現れやすい問題と対策を解説。

思春期から中高年までの各年代を読み通すことで、医学的に正しい陰茎の扱い方や、生涯にわたり性機能を維持する方法を知る。

【目 次】
第1章 なぜ今、「射精道」が必要なのか
第2章 射精道――思春期編
第3章 射精道――青年期編
第4章 射精道――妊活編
第5章 射精道――中高年編
第6章 射精道――射精障害克服編
第7章 性教育の黒歴史とオナニー受難の日々
第8章 医学的に正しい陰茎のメンテナンス――包茎から病気の見分け方まで
第9章 女性と射精道――射精道は男子だけのものにあらず

「冒頭から、本当に真面目に男性の身体と向き合って医者の仕事を続けてこられたことがよく分かります。
また、少しでも多くの人に正しく想いが伝わるよう、武士道の喩えは本当に上手くいっていると思います。
でも、結局、一人の人間の性の問題は、かなり秘密でプライベートなものなので、こうした一般向け啓蒙書では、限界があることも、ご本人も重々承知しておられると思う。
こうした話題に社会全体が益々センシティブで、淡々と相談に乗れる、通える雰囲気が希薄になる中、一石を投じたい気持ちだけが残った印象。同世代の大人男性が、同じ勇気を持てれば、だいぶ変わっていくと思う。」

「インパクトあるタイトルですが、かなり真面目な内容だったと思います。お金と合わせてもっと性についての教育も日本では足りてないので進めばなぁと思いました。」

「射精。自分事ゆえ、諸々分かった気になっていたが、さすがにドクター(医師)が綴るたけのことはありました。たしかにこれまでに、僕たちは、射精について、学び、考え、実践してきただろうか?ほぼ、無手勝流だったと思う。こちらの文献は、年頃のお子様がいるご父母、当事者たる青少年、妊活を試みている夫婦、高齢者、そして、私のような中年にも、「効く」内容だと思います。射精道とは、言い得て妙であった。」


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