ハピネス 嶽本野ばら (著) 小学館 (2010/7/6) 638円

映画化決定! 2024年公開!!

彼女の履いていた靴下の話がきっかけで付き合い始めた高校2年の僕たち。

平凡な毎日を送っていたある日、彼女は唐突に僕に言った。

「私ね、後、一週間で死んじゃうの」

病気の進行を知り、運命を受け入れていた彼女は、残されたわずかな時間を自分らしく生きたいと願う。

僕は心が追いつけないまま、彼女の望みをかなえることに奔走した。

透明なラストシーンが胸に迫ります。乙女派のバイブルと呼ばれた名作『ミシン』の系譜を正統に継いだ、切ない、切ない純愛ストーリーです。

映画化決定! 主演:窪塚愛流 蒔田彩珠。

監督:篠原哲雄で2024年公開です。

「小説読んで初めて泣いた。娘がもう後、一週間で死んでしまう事が分かってるからこそ一緒に居たいはずなのにやりたい事をやらせてあげる。そんな両親の気持ち。物語が進むにつれて愛おしさがドンドン増して、でもその反面悲しさも同じように増していく。どうにかしようにも、どうにもならないもどかしさ。主人公とヒロインの描写。自分は一日で一気に読んでしまいました。感動とやりきれない気持ちで読み終えた後、頭から離れませんでした。とても良い作品です。」

「こんなに切なくて、こんなに愛おしくて、こんなに悲しい、でも心がじわっと温かくなるお話に出会えた奇跡。 ぜひ、一気読みをして泣いてください(ほんと、その辺の『泣ける小説』より、百万倍しあわせになれますから!)」

「今までの野ばらちゃんの作品は今まで殆ど読んできましたがその中でも
ハピネスは落ち着いている方と言えるでしょう。
でも野ばらちゃんの作品は怖い作品等もあった中でこのような作品は珍しいと思いました。
読んで泣かずにはいられませんでした。
私はどちらかと言うと前作のシンリエンヌよりもこちらの方が好みです。ロリータちゃん向けの作品です。」


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