老いは脳科学的に素晴らしい 澤口俊之 (著) 幻冬舎 (2021/11/25) 1,430円

年をとるほど実力は伸びる

「老いるほど『実力』は伸びる」!?

高齢になるほど伸びる「実力」
高齢者の存在意義
「幸福長寿」の方法(認知症の予防法も含む)etc…

科学的に(あまり専門的にならないように)お話しします。

【目次抜粋】
まえがき

第1章・自分は若いと思い込むべし
老いるほど伸びる人間の実力
○記憶力を高める魔法の言葉とは?
○優れた政治家・経営者には高齢者が多い!? ほか

高齢者差別はアブナイ
○高齢ドライバーは本当に運転が下手なのか?
○見かけの年齢があなたの脳年齢 ほか

第2章・人間には長生きする、深い意味がある
繁殖期が終われば、生物は死ぬべきか?
○子育てに求められる祖母の知恵
○高齢女性には役割がある――結晶性知能と祖母効果 ほか

祖父効果はあるのか
○一夫多妻の男性は12%長生きする
○知能と年収は高い方が結婚できる ほか

中高齢者の基本的な役割は何か?
○「英雄」も長老効果から生まれる
○長老もリーダーも民主選が主流 ほか

第3章・誰もが幸福長寿になれる?
認知症は老化ではない
○知能が高いほど健康になる
○幸福感の源は「家族」なのか? ほか

「狩猟採集的な生活」は脳にいい?
○座ってもすぐに立てるか
○ウォーキングは記憶力も向上させる ほか

第4章・強い脳をつくるには何をどう食べるか
○非進化的な西洋食より地中海食
○ごはん、キノコと漬物――免疫力がUPする
○魚――脳機能を維持・向上させる ほか

あとがき

著者について
1959年 東京都葛飾区生まれ。1982年北海道大学理学部生物学科 卒業、京都大学大学院理学研究科博士課程修了。1988年米国エール大学医学部神経生物学科リサーチフェローとして赴任。京都大学霊長類研究所助手、北海道大学文学部心理システム科学講座助教授を経て、1999年北海道大学大学院医学研究科教授。2006年人間性脳科学研究所・所長。2011年武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部教授兼任。2012年同大学院教授兼任。 専門は神経科学、認知神経科学、社会心理学、進化生態学。理学博士。近年は乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の脳の育成を目指し新学問分野「脳育成学」を創設・発展させている。フジテレビ「ホンマでっか!?TV」NHK「所さん! 大変ですよ」等、TV番組にも出演。


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