生きていれば。恋だって始められる。生きてさえいれば…。
大好きな叔母・春桜(はるか)が宛名も書かず大切に手元に置いている手紙を見つけた甥の千景(ちかげ)。
病室を出られない春桜に代わり、千景がひとり届けることで春桜の青春の日々を知る。
学内のアイドル的存在だった読者モデルの春桜。
父の形見を持ち続ける秋葉。
ふたりを襲う過酷な運命とは――。
魅力的なキャラクター、息もつかせぬ展開。純粋な思いを貫こうとするふたりを描いた奇跡のラブストーリー。
『余命10年』の著者が本当に伝えたかった想いの詰まった感動の遺作。
『生きてさえいれば』
小坂流加?著/文芸社#私の本棚案内所小坂流加さんの前作があってこの作品が出たのが嬉しかった。みんなの気持ちに共感できるからこそ辛いけど、みんながハッピーエンドで終わる話なのが好き。やっぱりみんな幸せになるのがいいな。 pic.twitter.com/I03a668uU9
— 紫苑 (@pandora_box_55) February 8, 2021
「一気に読み終えました。久しぶりにドキドキしながら読めました。ネタばらしになるかもしれないが、楽しい時間を持てました。」
「タイトル通りの「生きてさえいれば」この意味を考えさせられる小説。うまくいってない人、行き詰まっている人に元気をくれるような作品だと思いました。」
「僕の心を救ってくれた一冊になりました。たくさんの人に読んで欲しいです。」
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