死ぬまで、働く。 池田きぬ (著) すばる舎 (2021/11/25) 1,430円

戦前から看護婦、保健婦として活躍し、75歳のとき三重県最高年齢でケアマネジャー試験に合格。

88歳でサ高住「いちしの里」に勤務、97歳の今も現役で働き続ける池田きぬさん。

「こんな年まで仕事続けるとは思わなかったけれど」「3日家にいると外に働きに出たくなってしまう」。

週1~2回、人手が足りない日に朝から勤務に入る。

「年だからと甘えてはあかんですね。できることは自分でせな」「若い人のサポートをするのが年寄りの役目」。

やっぱり体はえらくなる(=疲れる)けれど、仕事中は休まず。

きびきびと動き、入居者1人1人に親身に声をかける。

お世話する入居者はほとんどが自分より年下。

みなさんが元気になり、家族の方が喜んでくれるのが何よりの喜び……。

夫が先立ち20年、ひとり暮らしを今も続ける。

家のことも、できる限り自分で。

庭で花や野菜を育て、料理を楽しむ。

自転車にも乗る。

「人生100年時代」が叫ばれる今、「いつまで働かなくてはいけないのか……」と暗くなる向きも多い。

そんな中、きぬさんの存在は大きな希望。

「高齢になっても働く」ことを前向きにとらえる──そんなメッセージを発信。

きぬさんの仕事観から、これまでの人生、日常生活、上手に生きる知恵まで、心温まる写真とともに語りおろす。


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