作家刑事毒島の嘲笑 中山七里 (著)  幻冬舎 (2022/7/21) 1,760円

最恐毒舌刑事VSテロリスト

毒島真理は大量の連載を抱える人気ミステリ作家。

しかしひとたび筆を置けば、警視庁随一の名刑事へと変貌する。

冴えわたる舌鋒で、思想に毒された犯罪者に心理戦を仕掛ける!

保守系の刊行物で有名な出版社に、何者かが火を放った。

公安一課の淡海奨務は、左翼集団の犯行とみて捜査を開始する。

そこで出会ったのは同じく事件を追う作家兼業の名物刑事・毒島真理。虫も殺さぬような風貌とは裏腹に、毒島は容赦ない口撃で犯人を徹底的に追い詰める。

淡海はその姿にたじろぎつつも、行動を共にすることに。

間もなくネットに公開された「急進革マル派」を名乗る過激派の声明。

果たして事件は大量殺人の予兆なのか?

どんでん返しの帝王がおくるノンストップミステリ!

著者について
一九六一年生まれ、岐阜県出身。『さよならドビュッシー』にて第8回「このミステリーがすごい! 」大賞で大賞を受賞し、二〇一〇年に作家デビュー。著書に、『境界線』『護られなかった者たちへ』『総理にされた男』『連続殺人鬼カエル男』『贖罪の奏鳴曲』『騒がしい楽園』『帝都地下迷宮』『夜がどれほど暗くても』『合唱 岬洋介の帰還』『カインの傲慢』『ヒポクラテスの試練』『毒島刑事最後の事件』『テロリストの家』『隣はシリアルキラー』『銀鈴探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『復讐の協奏曲』『棘の家』ほか多数。


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