阪神タイガースぶっちゃけ話 「阪神優勝!?」を10倍楽しく見る方法 江本孟紀 (著) 清談社Publico (2021/10/16) 1,650円

田淵&掛布時代から、1985年、暗黒時代、野村・星野・岡田時代、そして現在の矢野監督時代まで、幅広い人脈から入手した「とっておき」の情報が満載。

誰も書けなかった「快進撃」の真実と「落とし穴」の正体。

「常勝軍団」づくりに必要な「具体的提言」を初公開。

私だけが知る「ベンチ裏」情報を、すべて書く。

阪神は、ほかの11球団に比べると、非常に特殊な球団である。

負けが込んでも、なぜか観客動員数は減らない。

まるで、「できの悪い息子を応援する親」のようである。

そんな阪神がこの先、常勝軍団となりうることができるのか。

いま抱えている課題や、その克服方法、さらにこれから先の展望について、話を進めていく。

【目次】
第1章 徹底検証! 矢野阪神 vs. 原巨人―「伝統の一戦」を10倍楽しく見る方法
第2章 私がタイガースを去った理由―「選手会長 vs. 球団」ベンチ裏の暗闘
第3章 1985年から「暗黒時代」へ―崩壊は「日本一」の前から始まっていた!?
第4章 2003年「猛虎復活」の舞台裏―野村・星野・岡田、それぞれの功罪
第5章 誰も書かなかったタイガース「噂の真相」―マスコミを騒がせた「あの伝説」の真実
第6章 「常勝軍団」への提言―「本当の強さ」を手にするために必要な条件

「目次をご覧になって、特に当時を実体験した方は、客観的・冷静な内容に納得がいくのでは?
詳細は、読んでからのお楽しみということで。簡潔にまとめる事で、ありきたりの阪神史よりも、余程、面白かったです。」

「ご自身が現役時代の時を含めて、多彩な阪神エピソード満載の一冊だ。その中でおやっと思ったのは、高知安芸のキャンプをやめて海外(アリゾナ)でキャンプをした時のこと。
1980年。まだ大リーグと日本野球のレベルに大きな差があったころのことだ。江本さんはオークランド・アスレチックがアリゾナでキャンプをやっていたので、休日に出かけて練習をみようとしたという。同室の若手と共に。勉強になると思ったからだ。
しかし、そこには阪神の選手は二人以外には誰もいなかった。すると野球評論家の広岡達朗さんと森祇晶さんがやってきたという。
「阪神の選手でここに来ているのは、お前さんだけか?」「ヘッドコーチの中西はどうして来ないんだ?」「すばらしい教材が目の前にあるんだぞ。こんなチャンス、そう簡単にあるわけじゃないのに、なぜ来ないんだ」と、二人が異口同音に語ったという。
「みんな野球が好きじゃないんでしょう」と江本さんが答えると、二人は大きな声で笑ったという。同業者の視察より観光に熱心だったようだ。

野球に強くなるには、やはりある程度、練習熱心というか研究熱心でもないといけないということだろう。「野球バカ」になることも必要だ。」

「この人の本は何を読んでも新発見がないから後で後悔するんだけど、阪神タイガース関連の書籍なんでつい買ってしまう。
今回も真新しいネタはなく、他の阪神タイガース関連の書籍やネットに書かれてるようなことばかり。
阪神が弱い3大害悪は関西のマスコミ、タニマチ、阪神ファンって、それみんな知ってるし。今だに根に持ってるのかそこかしこに阪神タイガースへの恨み節が書かれてて、しつこい。「ベンチがアホやから」事件の釈明も聞き飽きた。
大体、指導者経験がないのでコーチや監督への論評がSNSやスポーツ誌のレベル域を出ていない。
2021年度の阪神タイガースのペナントレースのシーンやサトテルの課題なんかも取り上げてはいるけど、YoutubeやTwitterで見聞きしたコメントばかり。
全体的に浅くて薄い内容で読後感が残らない。」


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