言葉の海をさまよう 鈴木絢音 (著), 新津保建秀 (写真) 幻冬舎 (2023/3/7) 1,650円

乃木坂46イチの読書家で、辞書への強い愛を持つ鈴木絢音さん。書籍の発売が決定いたしました。

タイトルは『言葉の海をさまよう』。

辞書愛に満ちた鈴木さんと、辞書を作る人々との対談集です。

辞書出版社の三省堂の多大なバックアップにより、辞書の編纂者、編集者、校正者、印刷会社、デザイナーなど、様々な方にお話をうかがった様子を一冊にまとめています。

また、1st写真集『光の角度』の撮影以来約3年ぶりに写真家の新津保建秀さんに鈴木さんを撮影いただきました。

16pのカラー口絵では、文学少女の休日をテーマに撮りおろした、様々な表情の鈴木さんを見ることができます。

さらに、対談を通して改めて感じた辞書への愛を語るエッセイも収録。

「日本語と国語辞典について大いに学ぶことができます。」

「ほとんどの部分が対談形式になっていますが、「あとがきにかえて」だけでも鈴木絢音さんの論理性を感じられ、何度も読み直して書いたのだろうということが伝わります。
次回作がどのような形になるか分からないですが、鈴木絢音さんの文章がもっと読みたくなる本でした。」

「乃木坂46のメンバーとなり上京した後のある時期「家にいる間は時間の許す限り2冊の辞書を読み続けました。(p.162)」という辞書好きのアイドルが、編集者・校正者など辞書づくりに関わる人と対談する。
アイドルになってから「自分の言葉を届ける機会が増えたので、言葉に対する意識はすごく変わった(p.8)」と鈴木は言う。たしかに“会いに行けるアイドル”は旧来のアイドルと違い、ファンとの会話の機会が激増しただろうし(しかも最短5~6秒とかで相手にメッセージを届けなければならないし)、SNSの進歩によって常に言葉による発信を迫られるということもあるのだろう。インスタグラムだってキャプションを付けないわけにいかないだろうし。」


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