ほめられたくない、目立ちたくない、埋もれていたい……。
今、こんな若者が激増している。
・「成功した人もしない人も平等にしてください」
・選択の決め手はインフルエンサー
・「浮いたらどうしようといつも考えてます」
・LINEグループで育まれた世界観
・もう「意識高い系」とすら言わない
・上司からの質問を同期に相談する
・自分に自信はないけど社会貢献はしたい
令和の時代の重大異変を、イノベーションとモチベーションの研究家が徹底分析!
『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』
金間大介:著 東洋経済新報社今の10代、20代に多いらしい【いい子症候群】について大学教授の著者が実体験をもとに書いた本書。30代とも違う若者たち。
彼等に何が起きているのか?大人世代にも自身の在り方を問い直す良書でした。#のベルズ#読書好き pic.twitter.com/hlXXWD15bV— 本の虫とも ??読書アカ (@BooK84lovers) April 7, 2023
【目次情報】
第1章 先生、どうか皆の前でほめないで下さい–目立ちたくない若者たち
第2章 成功した人もしない人も平等にして下さい–理想はどんな時でも均等分配
第3章 自分の提案が採用されるのが怖いです–自分で決められない若者たち
第4章 浮いたらどうしようといつも考えてます–保険に保険をかける人間関係
第5章 就職活動でも発揮されるいい子症候群–ひたすら安定を求めて
第6章 頼まれたら全然やるんですけどね–社会貢献へのゆがんだ憧れ
第7章 自分にはそんな能力はないので–どこまでも自分に自信のない若者たち
第8章 指示を待ってただけなんですけど–若者たちの間に広がる学歴社会志向とコネ志向
第9章 他人の足を引っ張る日本人–若者たちが育った社会
第10章 いい子症候群の若者たちへ–環境を変える、自分を変える
「あっという間に一気に読み終えてしまう読みやすさ。今の学生がどのような心理的傾向をもっているのか、とてもよくわかった。そして、自分たち世代がいかに検討違いなことをしているのか、ということも。」
「目の前の若者達の思考が面白くわかりやすく解説してあってとても良いです。最後に大人として我々が何をすべきかも書いてあるので、しっくりきます。」
「データが豊富で納得する内容が多かった。よくある若手の接し方の内容ではなく、傾向の背景をデータを持ちてい説明してくれるあたりに共感を持てた。」
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