小さいわたし 益田ミリ (著) ポプラ社 (2022/6/15) 1,540円

子ども時代を、子ども目線でえがく。

益田ミリ、4年半ぶりの書き下ろしエッセイ。

幼い頃、胸に抱いた繊細な気持ちを、丁寧に、みずみずしくつづります。

「入学式に行きたくない」「線香花火」「キンモクセイ」「クリスマスケーキ」など、四季を感じるエピソードも収録。

かけがえのない一瞬を切り取った、宝物のような春夏秋冬。27点の描き下ろしカラーイラストも掲載。

「この先生に出会えてよかったなあ。人との出会いによって人生って変わっていくんだな。」

「切ない気持ちが胸にぐっと押し寄せてきます。
そんなぼくは50歳台男性。
20歳台の娘もかなり「きた」みたい。
やっぱり一番「くる」のは中年以降の女性かも知れないけれど、老若男女くる人はきます。」

「やっぱり、ミリさんはこんなほんわかした、優しい夢見るこどもだったんだなあ。
大人たち、お父さんやお母さん、担任の先生、校長先生、はんたい言葉で遊んでるとき外で会ったおじさん、近所のおばさんまで、みんなあたたかい心でミリさんに接してくれた。
ミリさんもしっかり温かい言葉を吸収して育った。
大人になって、ほかほかした気持ちにさせてくれるマンガや本を沢山描ける(書ける)作家にこうやって育ってきたんだなあと、わかった気がした。

自分の小学一年生のころを書いたらどんな本になるだろうか。
理解されずガミガミ叱られてばかりいたこと、友達にいじわるしたこと、両親の夫婦喧嘩が不安だったこと・・・
心の中の小さい女の子の自分に、いまはいっぱい温かい言葉をかけてあげている。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事