千葉県野田市の江戸川沿いで、七歳の女児の遺体が発見された。
そのニュースを知った東日新聞埼玉支局の古山は、埼玉でも四年前に八歳の女児の行方不明事件があったことを思い出す。
調べてみると、その現場は今回の事件と江戸川を挟んですぐ近くだった……。
三十年以上隠されてきた連続幼女誘拐殺人。
縄張りに拘る県警の無駄なプライド。
利権を死守したい政権による圧力。
すべてを乗り越え、真相を追え! 記者の魂を描いた傑作ミステリー。
三十年以上に亘って県を跨いで繰り返されてきたのに、全てが未解決という幼女誘拐殺人事件。
その真相を暴くべく、東日新聞の新鋭古山とベテラン松島、二人の新聞記者は取材を続ける。
だがその最中、当時の捜査担当だった警察署長が自ら命を絶った。
背後に蠢く大きな闇が見え隠れする中、古山はこの事件に疑問を持ったが故に圧力をかけられ辞めた、元警察官僚の女性覆面作家と会い……。
権力、忖度、矜持──メディアへの警鐘を鳴らす、傑作ミステリー。
【B1F文庫売場】#堂場瞬一 さん『#沈黙の終わり 上・下』(#ハルキ文庫)サイン本が入荷しました!!堂場瞬一さんいつもありがとうございます!お取り置き、代引きはご遠慮くださいませ。30年間隠されてきた幼女誘拐連続殺人。記者の魂を描いた長編ミステリー。デビュー20周年を飾る、記念碑的作品。 pic.twitter.com/UYwpiCWJ0b
— 丸善名古屋本店 (@MARUZENNAGOYA) April 15, 2024
「一つの女児誘拐殺人事件が連続した事件かそれとも別々の事件か、そこには長年の経験と注意力を備えた人間でないと気付くことが出来ない事柄がある。どこの会社でも仕事の引き継ぎはあるが、どれだけ人のやってきた仕事を自分の事として捉え、仕事をやっていけるのだろう。」
「コロナ禍でのリモート会議とか最新版でしょうか。記者出身ならでは新聞記事がどうのように出来るのかなどディーテールも面白かったです。主人公達のような記者はもう存在しないのかも知れませんね。」
「新聞記者達が袋小路に入って行く。
真実を追い求め、近付いていると思うが、大きな壁が立ちはだかる。
いい意味でイライラしながら読み進みました。」
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