佐々木ムギ33歳、しっぽ有。
休日は高校からの付き合いである後輩兼親友のれんげと喫茶店を巡り、平日は山吹さん(前向きな朗らかさん)、小石さん(「普通」を愛する世話焼き)、土屋さん(何かありそう)という愛すべき3人の先輩おばあちゃんズと、図書館の修復室で働きながら比較的穏やかに暮らしている、はずだった。
電車の中でしっぽをディスられたり漠然と異物扱いされたりするうち、自虐癖が身についてしまったムギ。
『おはよう、しっぽ』明日発売です。
青山ブックセンターさんのこと、サイン本を書いた日のことをnoteに書きました。よろしくお願いします!『おはよう、しっぽ』4/30発売です|川瀬はる @mkawasem #note https://t.co/8WZLDbD00p
— 川瀬はる |4/30『おはよう、しっぽ』発売 (@mkawasem) April 29, 2024
しっぽを取るか否か悶々としながら過ごす中、悪意なき小石さんとの衝突をきっかけにムギの中に変化が起こり……
「いくつになっても、文字通り生まれ変われる気がしてきた(30代女性)」「娘と一緒に読んでます(40代男性)」等々、文春オンラインのコミックサイトBUNCOMI上で反響を呼んだ「脱・自虐」コミック連載が、ついに一冊に!
「他人や自分と向き合うというのは勇気がいることだけど、案外悪くない。そう気付かせてくれる、じんわり温かな優しいお話でした。」――帯コメントは、朗らかさとデリケートさが同居する演技が心をとらえて離さない俳優・伊藤沙莉さん。
「なんとなく気分が上がらないな~」という日にこそ、ぜひページをめくってみてください。
カバーを外すとあらわれる地図はじめ、紙の本ならではの造本の楽しさも、ぜひ味わっていただけると幸いです。
【おはよう、しっぽ】川瀬はる #読了
しっぽのある女の子ムギちゃん。他人の目線や言葉ではなく自分の気持ちに焦点をあてる。
とても大切だけれどとても難しいこと。優しいイラストで描かれている、心が優しいもので包まれる本でした。
「社会でもしっぽでもなく私を見る。自分にピントを合わせる」
— とわ (@mizutama_111) April 29, 2024
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