感染症と免疫力 藤田紘一郎 (著) ワニブックス (2021/1/14)

新型コロナウィルスの感染拡大はとどまらず、全世界の感染者数は4600万人。

アメリカでは日々9万人、フランスでも5万人を超える感染者が増え続けている(2020年11月)。

しかし我が国の感染者数は累計で10万人、1日の感染者数600人前後にとどまっている。

この明らかな差はなぜなのか? それを検証し、探ることが今後の感染拡大・重症化予防にもつながる。

感染免疫学の権威が現状を分析し、今後のワクチン・新薬開発の進捗を踏まえつつ、コロナに自ら打ち克つ免疫力を高める方法を提言する。日本人のためのコロナ対策決定版。

「やっと藤田先生が書いてくれた。最も信頼できる。新型コロナについては、感染者数ではなく死亡者数のみを見ていればよい。そして、日本の死亡率はかなり低い。その理由には、やはりBCGの影響がありそう。さらには、何よりも自然免疫力を高めるのがこのコロナウイルスには一番効く。自然免疫力を上げるには、まずは手洗いをひかえること。常在細菌を殺しては意味がない。ストレスを避けること。NK細胞のはたらきを活発にしないといけない。睡眠不足も、運動不足も良くない。食べ物は、味噌、納豆、海藻など意識しよう。添加物は良くない。インスタント食品、レトルト食品、冷凍食品、スナック菓子などはひかえよう。さらに、これは多胡輝さんのことばらしいが、歳をとっても脳を元気に保つには「キョウイク」と「キョウヨウ」が大切。「教育」と「教養」ではなく、「今日、行くところがある。」「今日、用がある。」なるほど、確かにそうかもしれない。まあ、とにかく、いろいろモヤモヤしていたものが、これでスッキリした。」


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