まだまだ健康川柳 近藤勝重 (著) 幻冬舎 (2021/7/7)

1日1回、人のふり見て我がふり笑え 師匠、やっぱり笑いは栄養ですな! ――桜木紫乃

毎日新聞・MBSラジオ「しあわせの五・七・五」傑作集・第3弾

耳鳴りをただただ聞いている座禅

近藤勝重氏が選者を務める毎日新聞大阪版「近藤流健康川柳」と、共催企画MBSラジオ「しあわせの五・七・五」は15年目を迎え、毎年の投句は5万句にものぼる。

本書ではその中から184句を厳選し、近藤勝重氏の寸評とコラム「作句の心得」、そして「しあわせの五・七・五」パーソナリティの水野晶子氏のコラム「水野晶子の川柳さんぽ」を加えて1冊にまとめた。

さらに直木賞作家・桜木紫乃氏との川柳談義も特別収録!

人生まだまだこれから。ユーウツな気分がぱっと吹き飛ぶ一冊。

  • ディスタンス苦にもならない倦怠期
  • 見舞客元気過ぎても疲れ出る
  • 妻に耐えたコロナに負ける訳がない
  • 振り向いて筋を違える年になり
  • 老眼に4K8K変わり無し
  • いつ死んでもいいけど今日は用事ある
  • 大福で機嫌を直す妻が好き

「この本は「健康川柳」というより「健康になる川柳」です。面白すぎます。
・「忘れてた」ほんとうはとても気にしてた ・言わんとこ思ててんけど言うてまう そうそう、その通り!と笑いながら納得しっぱなしで、あんまり面白いので友人に勧めたところ、・この服はおばさん臭いとおばさんが という句に自分のことだと笑い過ぎて咳が止まらなくなったらしいです。また知人の男性は、・バスタオル化粧まわしに見える妻 この句を奥さんに見せて「お前のことや」と笑っていると、「あんたはこれや」とこんな句を見つけたそうです。・ゆるゆるのゴムでずるずる生きる老い
みんなこの本で大爆笑して、結局人間、みんな一緒やんね、みたいなあたたかい気持ちになっているようです。」


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