ママは躁うつ病 んでもって娘は統合失調症デス2 文月ふう(著) 星和書店 (2020/12/15)

あの躁うつママが帰ってきた!

『ママは躁うつ病 んでもって娘は統合失調症デス』の待望の続編。

躁うつ病(双極性障害)を抱えながら、母として二人の娘を育てる自身の日常を六コマ漫画で綴る。

統合失調症を患う長女モナと一緒に生きていく! と誓った母。

そして、さまざまな環境の変化が巻き起こり……。

「私も躁うつ病患者です。著者さんと環境は違いますが、病状が自分自身とそっくりで驚きました。共感する箇所がとても多いです。著者さんの気持ちが率直に描かれ、読んでいて切なくなったり、心が痛くなる場面が多々ありました。また、家族関係、療養生活について考えさせられました。躁うつ病の体験談の書籍はそう多くないように感じますが、この本によって、病気に対する理解が深まるといいなぁと思います。」

「躁鬱病当事者です。強い共感というより、代弁して頂きました。そして、まだ、できていない対処方法と姿勢を学びました。応援しています。」

「双極性障害(躁うつ病と言ったほうがわかりやすい)の患者さんは、うつ病と間違われることが多い。本来は「躁うつ病」なのに、うつ病と誤診され、「躁うつ病だ」と診断されるまで十数年かかる患者さんも多いといわれている。それだけ診断もむずかしい病気である。また、うつ病の患者さん、躁うつ病の患者さん用の薬はまったく違うし、躁うつ病の患者さんにうつ病の薬を処方服用すると、躁うつ病がさらに悪化する。うつ状態の時の症状は同じようであるのが病気としてはまったく違う病気である。つまり同じ脳の病気といってもまったく違う病気であるからである。
本書はそんなむずかしい病気のことを漫画を通して症状などを一般の健常者(まわりの人たち)に教えてくれている。
1ページ6コマのフォーマットで書かれいる新しい表現法であり、病気の症状が出た時の患者さんの表情の表現がいい。症状がでたときどんな挙動をとり、どんな表情になるか、大変よく表現されています。
本書を読むことにより、この病気と診断された患者さんにかかわる人(会社の上司とか)に読んでほしい。
文字だけで書かれた本をよむよりわかりやすい。眠くならないし・・・・・・。
躁うつ病を知るための、お薦めの一冊である。」


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