桜風堂夢ものがたり 村山早紀 (著) PHP研究所 (2022/1/12) 1,650円

「会いたかったひとに会える奇跡」があるなら、あなたは誰に会いたいですか?

小さな町の書店と、そこに関わる優しいひとびとの姿を描く、本屋大賞ノミネート『桜風堂ものがたり』最新作!

月原一整がいる桜風堂へ向かう道。

それは「会いたい人に会える」、という奇跡の起こる道。

今回も「温かい涙」が流れます!

第一話「秋の怪談」
桜風堂に月原一整がやってきたことで救われた少年・透。
彼は友人たちと、町外れにある「幽霊屋敷」に冒険に出かけるのだが……

第二話「夏の迷子」
一整のかつての上司、銀河堂書店の優しい店長・柳田。
彼は桜風堂書店を訪ねた帰り道で迷子になる。
不安に襲われた彼に語り掛けてきた声とは。

第三話「子狐の手紙」
一整のかつての同僚、三神渚砂は桜風堂へ向かう途中、両親の離婚でもう何年も会っておらず、今は病床にいるはずの父と出会う。

第四話「灯台守」
かつて家族と哀しい別れをして天涯孤独の一整。
しかし、彼と暮らす猫は、ずっと一整のことを見守っている人物の気配に気づいていた。

著者について
1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。「コンビニたそがれ堂」「花咲家の人々」「竜宮ホテル」などのシリーズが人気で、大人の読者も増え続けている。『桜風堂ものがたり』『百貨の魔法』で本屋大賞に2年連続ノミネート。


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