22世紀の民主主義 成田悠輔 (著) SBクリエイティブ (2022/7/6) 990円

断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。

これは冷笑ではない。

もっと大事なことに目を向けようという呼びかけだ。

何がもっと大事なのか?

選挙や政治、そして民主主義というゲームのルール自体をどう作り変えるか考えることだ。

ゲームのルールを変えること、つまり革命であるーー。

22世紀に向けて、読むと社会の見え方が変わる唯一無二の一冊。

「社会を政治を変えるアイデアがいっぱい!試してみる価値ありなのに!と思いながら読める。成田さんの挙げる方法で国内に自治区作ってみたら移住したいなぁ…夢がいっぱいだけど、真剣に政治のことを考えさせられました。」

「頭悪い人も専門家も、先の長い若者も短い高齢者も選挙では等しく1票しかない。これでまともな政治が行われる訳が無いとずっと感じていました。故に投票は無意味で非生産的であると。でも民主主義を守った上で違う方法もあるのだと新しい発想を得られました。しばらくは何も変わらないと思いますが、次の世代には変わってくれることを祈ります。」

「メディアでも明快な発言によって示唆を与えてくれる著者であるが、この本を読むことによって発言の背景や根拠、考え方の筋道がわかった。
何気なく続いていて何気なく当たり前になってしまった制度の異常さを、一般人の感覚ですとんと納得できるように説明し、解決策を示している点で画期的である。現職政治家にとっては、信じたくない未来図であろう。」

「人間の歪んだバイアスを排除し、透明性と多様性に富んだ社会制度構築の考え方が描かれている。
斜め上を行く天才的な発想と、随所に散りばめられている毒によって飽きずに一気に読める。
尚、読了日が参院選真っ只中だったが、安倍元総理の御冥福を祈りつつ、遠くない将来に本書のネコ政治家の誕生を願ってやまない。」


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