「国の借金は問題ない」って本当ですか? 森永康平 (著) 技術評論社 (2022/10/14) 1,760円

森永先生!経済ど素人の私に、MMTの基本を教えてください。

増えつづける国の借金、増大する税の負担、円安に伴うインフレ懸念などなど。

「日本はこれからどうなってしまうんだろう?」

「日本は財政破綻してしまうのではないか?」

そんな雰囲気が漂う昨今ですが、森永康平先生によると、次のような答えになります。

「国の借金は問題ありません」

「銀行がお金を生み出しているんです」

「税金は国の財源ではありません」

「ハイパーインフレは起きません」

え? 本当なんでしょうか?

本書は、MMT(現代貨幣理論)と呼ばれる考え方を基本として、経済アナリストである森永康平先生がこれらの疑問に答えてくれる本です。

お金や銀行の成り立ちから、税金やインフレのしくみまで。森永先生の丁寧な説明とやさしいイラストで、わかりやすく解説していきます。

「ネット上ではMMTや積極財政がテーマになると、途端に殺伐とした罵り合いがはじまるが、この本のように和やかに議論ができると経済への理解も深まると思う。」

「MMTが有効となるには、その国の生産能力が量的に十分なだけでなく、先進国として質的にも高度なことが求められると思う。そこで初めて通貨価値が安定し、MMTが有効需要をつくり出せるのではないか。科学技術予算の増額もいいが、今、日本に求められるべきは高等教育充実や規制緩和、既得権益打破、基本インフラ整備あたりのような気がする。”アベノミクスの轍”を踏まないよう、MMTを実践するだけではなく、産業構造の転換も必要なのではと感じずにいられない。」


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