咎人の刻印 デッドマン・リターンズ 蒼月海里(著)、巖本英利(イラスト) 小学館 (2021/4/6)

罪を背負う者の物語は、更なる深みへ……!

「どんな姿であろうと、どんな異能を持とうと、人間であることには変わりがない」

許されぬ罪を背負い、常人にはない特別な能力を発現させる者たち――それが《咎人(トガビト)》だ。彼らはその犯した罪を清算するまでは、決して死ぬことができない……といわれている。

それぞれの咎人は、自らの罪に向き合いながら、いつ果てるともしれない戦いに身を投じる。それが魔都・東京の闇に沈む真実だった。

愛とは何かを探し続ける殺人鬼の神無と、彼と生活を共にするようになった吸血鬼の御影。

彼らは池袋の一角にある謎めいた洋館で暮らしている。神無の相棒ともいえる御影には、かつて双子の弟・刹那がいた。

しかし、弟を亡くした悲しみから、御影は弟を自らの身の内に取り込んでしまった。


彼がいつもしている眼帯の下には、弟の右目が隠されているのだった。

神無と御影はある日、狭霧と名乗る謎めいた人物に墓地で出会う。

狭霧の発動させた魔方陣によって、御影はそのまま昏睡状態に。

次に目覚めたときには――彼の意識は、弟の刹那のものに取って変わられていた。

死の淵から甦った魂の片割れは、何を求めるのか……急転直下のシリーズ第3弾!!

「とてもおもしろい内容で読み応えがありました。」

「ほっこり系でお馴染みの作者さんですが、ダークな世界観も大好きです!」


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