
1761年創業のヘンリー・サザラン商会。
ロンドンにある世界最古の古書店である(と主張)。
近年、この由緒ある古書店に勤めはじめた青年が経験した奇妙な日々。
「ここで働くのにまともである必要はないが、酔狂であるのは役に立つ」が店のモットー。
個性強すぎる先輩店員たちに、もっと個性の強い常連客たち。
亭主が遺した蔵書を高額で買い取らせようとする未亡人、
議論好きであれこれ要求しつつ本を買わない男。
気が遠くなる目録づくり作業に、崩壊した装幀を修復する職人芸。
文学の宝庫であり貴重な稀覯本も多々あるが、
そうではない古本の恐るべき山から漂う切ない思い。
何十年も開けられたことのない戸棚に謎の鍵束、毒が練り込まれた本や、
さらには本ですらないものさえある。
店の近くで事故死した元店主の幽霊は夜な夜な店内で何やらやらかすらしい――。
奇妙でおかしな、しかし本好きにはたまらない
ディープな魅惑あふれる「世界最古の古書店」の世界へようこそ。
【草思社2月26日頃発売新刊】
世界最古の古書店で働き出した青年の体験記。クセの強い店員に奇妙な常連客たち。せどり屋に開かずの書棚に謎の地下室。「古書」があふれる奇妙で不思議な日々。
『世界最古のロンドン古書店奇譚』
オリバー・ダークシャー 著 秋山勝 訳 pic.twitter.com/RgO5WgXW8a— 草思社 (@soshisha_SCI) February 13, 2025
著者について
オリバー・ダークシャー
苦闘する書店員兼作家。本書の原書刊行時(2022年)に28歳。現在、パートナーとともにマンチェスターで暮らしている。家の中は彼が積極的に集めまいとしていたはずの本であふれかえっている。
秋山 勝(あきやま・まさる)
翻訳者。立教大学卒。日本文藝家協会会員。訳書にアレン『中国はいかにして経済を兵器化してきたか』、ドイグ『死因の人類史』、コヤマ&ルービン『「経済成長」の起源』、ローズ『エネルギー400年史』(以上、草思社)、ウー『巨大企業の呪い』、ウェルシュ『歴史の逆襲』(以上、 朝日新聞出版)など。
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