三十路女は分が悪い 壇蜜 (著) 中央公論新社 (2020/12/8)

「降りかかった火の粉は払わず浴びる」

恋愛、仕事、結婚、セックス――――女性を取り巻く悩み、壇蜜が承ります。

外野から、出世がどうした、子孫繁栄がどうした、家内安全がどうした、とまるでお願いごとのような言葉を投げかけられる機会が増える30代女性。

真っ向から向かい合って、火の粉を振り払うと、余計に飛び火して火の手が強まりそうな気がする。

だから「私がダメなんですよね」と自分のせいにして、火の粉を浴びるぐらいの気持ちでいる――というのは、本書の著者・壇蜜。

30代の女はなかなか分が悪い。

やることも、考えることも多く、年齢にも甘えられない。

女を出しても出さなくても怒られる。

一方、経験を重ね、賢くなって、落ち着いてきれいになっていく人も多い。

人間として生き物として、恐れられて、いろいろと言われる。

そうでも思わなきゃやってられない。

本書は、これまで著者が3年間かけて応えてきた相談内容をまとめた一冊。

最後に、40歳を迎える著者自身の30代を振り返り、書き下ろしとして大量加筆しました。

この投稿をInstagramで見る

 

Rena(@rena07110)がシェアした投稿

【WEBサイト「OTEKOMACHI」人気連載「お悩み相談」書籍化】

「文筆業も板について久しい壇蜜様の最も新しい著書。「OTEKOMACHI」というWEBサイトの「お悩み相談」なる連載に加筆・修正と書き下ろしを加えたものです。若くもなく、さりとて枯れるには早すぎる年代の方々のお悩みが列挙されており、失礼かとは思いますが、とうにその歳を超えた私には、趣深い掌編の私小説を読むが如きでもありました。」


(クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事