
先を読むのに長たけ、商才に恵まれ、決断力、行動力もあり、腰が軽くてスピード感も持つ。涙もろくて、情に厚い。
一方せっかちで、癇癪持ち。凶暴さも抱え持っている。
もっとも強く印象に残ったのは、明るさと暗さの極端さ。
英雄より、人間の匂いが濃い。 (本文より)
戦後新宿の闇市でいち早く頭角を現し、「街の商工大臣」とも「東京のアル・カポネ」とも称された男、尾津喜之助。
上野アメ横やニュー新橋ビルの元となるマーケット成立にも深く関与した〈テキヤの総帥〉の破天荒な生涯を、新世代作家が描ききる渾身のノンフィクション!
私の新刊「新宿をつくった男」(毎日新聞出版)が12/26刊行。副題は「戦後闇市の王・尾津喜之助と昭和裏面史」。
終戦後、新宿の闇市を主催したテキヤの王、尾津喜之助の生涯を描きました。任侠の世界の英雄を描いたのではありません。毀誉褒貶の激しい人物だから書いたのです。ぜひ読んで下さい。 pic.twitter.com/h0Hmwrp50y— フリート横田 (@fleetyokota) December 4, 2024
——————
目次
——————
まえがき
序章
第一章 不良少年は親分に
第二章 闇市の誕生
第三章 殺人横丁、闇の女、マーケットの夜
第四章 市街戦、商工会議所設立─激動の一年
第五章 新宿の鬼と上野の虎
第六章 鬼熊の晩年を訪ね歩く
あとがき
出典/主要参考文献一覧
著者について
1979年生まれ。文筆家。ノンフィクション作家。戦後から高度成長期の歓楽街のルポや、昭和の庶民生活にまつわるエッセイを雑誌や新聞、ウェブメディアに寄稿。また戦争証言を記すこともライフワークとしている。著書に『横丁の戦後史』(中央公論新社)、『盛り場で生きる』(毎日新聞出版)、『東京ノスタルジック百景』(世界文化社)など。
|
|



