新宿をつくった男 戦後闇市の王・尾津喜之助と昭和裏面史 フリート横田 (著) 毎日新聞出版 (2024/12/26) 2,090円

先を読むのに長たけ、商才に恵まれ、決断力、行動力もあり、腰が軽くてスピード感も持つ。涙もろくて、情に厚い。

一方せっかちで、癇癪持ち。凶暴さも抱え持っている。

もっとも強く印象に残ったのは、明るさと暗さの極端さ。

英雄より、人間の匂いが濃い。 (本文より)

戦後新宿の闇市でいち早く頭角を現し、「街の商工大臣」とも「東京のアル・カポネ」とも称された男、尾津喜之助。

上野アメ横やニュー新橋ビルの元となるマーケット成立にも深く関与した〈テキヤの総帥〉の破天荒な生涯を、新世代作家が描ききる渾身のノンフィクション!

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目次
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まえがき
序章

第一章 不良少年は親分に
第二章 闇市の誕生
第三章 殺人横丁、闇の女、マーケットの夜
第四章 市街戦、商工会議所設立─激動の一年
第五章 新宿の鬼と上野の虎
第六章 鬼熊の晩年を訪ね歩く

あとがき
出典/主要参考文献一覧

著者について
1979年生まれ。文筆家。ノンフィクション作家。戦後から高度成長期の歓楽街のルポや、昭和の庶民生活にまつわるエッセイを雑誌や新聞、ウェブメディアに寄稿。また戦争証言を記すこともライフワークとしている。著書に『横丁の戦後史』(中央公論新社)、『盛り場で生きる』(毎日新聞出版)、『東京ノスタルジック百景』(世界文化社)など。


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