東大メンタル 「ドラゴン桜」に学ぶ やりたくないことでも結果を出す技術 西岡壱誠(著)、中山芳一(著) 日経BP (2021/5/13)

マインドを変えれば、地頭力も上がる。

偏差値35から東大合格して、『ドラゴン桜2』の編集担当になった僕が、東大生に学んだメンタル・テクニック。

東大生の地頭のよさは、実は、 4つの非認知能力 に支えられています。

(1)「主体性」 を持ち、
(2)「メタ認知力」 を発揮することで、
自分の現状を把握し、さらに、
(3)「セルフコントロール」 を働かせながら、
(4)「戦略性」 を持って行動する。

このような心の習慣ができると、「やるべきこと」に前向きに取り組めるようになり、学びがぐんぐん深まるのです。

みなさんも、僕と一緒に4つの壁を乗り越えて、やりたくないことでも結果が出せる、地頭力の土台をつくっていきませんか。

【1】「目的」の壁 ― やるべきことを「やろう」と思える主体性
【2】「やるべきことがわからない」の壁
― 自分がやるべきことを突き止めるメタ認知力
【3】「モチベーション」の壁
― やり始めたことを「やり続ける」ためのセルフコントロール
【4】「戦略」の壁
―「いいところまできたけど、あと一歩」を乗り越えるための戦略性

漫画『ドラゴン桜』の名シーンもたっぷり掲載。

***著者から***

僕はこれまで、東大生の研究から、
「地頭力を上げる方法」をお伝えする本を3冊 書いてきました。
『東大読書』では、「能動的」な読書術をお伝えしました。
『東大作文』では、「相手の立場を考える」文章術をお伝えしました。
『東大思考』では、「型を意識した」思考法をお伝えしました。

このような習慣を身につければ、
誰でも、いつからでも、地頭力を引き上げられる と僕は考えています。

ところで、この3つ習慣、それぞれにカギとなるのは
「能動的であること」「相手の立場を考えること」「型を意識すること」です。
ちょっと不思議だと思いませんか?
これらはすべて 「頭脳」の問題というより、「心」「メンタル」の問題 ですよね。
つまり、 地頭力のベースにはメンタルの力があって、
この世には「頭がよくなりやすいメンタル」というものが存在する 、ということです。

僕が東大生を研究して発見した「頭がよくなりやすいメンタル」は、
今、 教育学の世界では「非認知能力」と呼ばれ、注目を集めています 。
そこで、僕が実践から導いた「東大生の非認知能力」の秘密を、
岡山大学准教授の中山芳一先生から、理論的に紐解いていただきます。

しかしながら、東大生が受験勉強で培った、
「東大メンタル」なんていうものが、社会に出ても役立つのか?
そんな疑問を覚える方も当然いるでしょう。
そこで、経営者、営業のプロ、フリーランスのライターとして
それぞれに高い成果を上げている3人の先輩にインタビューして、仮説を検証しました。
東大受験で体得した「受験の本質」が、
社会に出てからの「やり抜くチカラ」となっている ことが見えてくると思います。

いろいろ難しいことを書きましたが、
人気漫画『ドラゴン桜』の名シーンを交えながらの楽しい本です。
学びを楽しむことで、学びを深める。そんな1冊を目指してつくりました。

「これからは認知能力よりも非認知能力の方が必要という論調が強くなっている中で、とても興味深く読ませていただきました。私自身も非認知能力と認知能力は相反する(敵対する?)ものではないと思ってきました。そんな中で、まさかの東大受験と非認知能力とは。正直なところ受験勉強のイメージがガラッと変わりました。認知能力を高めていく過程で非認知能力も高めていくという考えは、受験勉強だけでなくスポーツとかでも一緒なのだと思います。だけど、その中でも特に受験勉強は結びつきにくいように思います。この本で結びつけてくださったことに感謝しています。自分の受験勉強体験も、そんな風に振り返ってみることにしました。ドラマのドラゴン桜ブームに乗っかってというのも、私は肯定的です。折角なので、たくさんの人に読んでもらいたいですね。」

「実際に読んでみて、ドラゴン桜の漫画を参照しながら、メンタルをうまくコントロールする方法を楽しく学ぶことができました。これまでの「東大〇〇」シリーズの読みやすさはそのまま、アップデートポイントとして岡山大学の中山芳一教授もご登場されています。東大生以外の視点からも語られることで、より説得力や納得感を持ちながら読むことができました。各章では、具体的なメンタルコントロール術が紹介されています。どれも難しいことではなく、読み終わった後からすぐに実践できるようなものばかりでした。特に、「やりたくないことを楽しむためのテクニック」の章は、就活を楽しむためのヒントが多く得られたように感じます。この本で学んだことを就活に活かして、結果を出せるように頑張ります!」

「正直言って、今までは東大生に対してあまりいいイメージはありませんでした。勉強が得意なガリ勉ばかりというイメージだったのですが、東大生の真骨頂は「地頭力」とマインドセットの能力だということがわかりました。そして何より私が衝撃だったのが、その能力は後天的に身に着けることができるということです。今ドラマで話題の「ドラゴン桜」の漫画に沿って解説していただいているので、スラスラと楽しく読むことができました。東大〇〇で有名な現役東大生の西岡氏の東大生の考え方に、非認知能力の第一人者の中山准教授のお考えが合わさって、他にはない最高の一冊になっています。」


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