ナナメの夕暮れ 若林正恭 (著) 文藝春秋 (2021/12/7) 759円

【累計26万部突破!】

オードリー若林の6年間の集大成エッセイ

「おじさん」になって世界を肯定できるようになるまで

書き下ろし17,000字!「明日のナナメの夕暮れ」収録

恥ずかしくてスタバで「グランデ」を頼めない。

ゴルフに興じるおっさんはクソだ!

――そんな風に世の中を常に”ナナメ”に見てきた著者にも、四十を前にしてついに変化が。

体力の衰えを自覚し、没頭できる趣味や気の合う仲間との出会いを経て、いかにして世界を肯定できるようになったか。

「人見知り芸人」の集大成エッセイ。解説・朝井リョウ

人間に、変わらないことで
愛され続ける部分と
変わることで愛され始める部分が
あるとするならば、この本は、
後者の存在を強く示してくれる。
それは、どうしたって
変わりながらでしか生き続ける
ことのできない私たちにとって、
頼もしい光となる。
(朝井リョウ/解説より)

「若林さんが感じている“生き辛さ”は、先輩芸人が仰るとおり、誰しも経験してるものだと思う。乗り越えてる人、自分をごまかしながら頑張ってる人、もちろんいると思うし、そのことを否定する気なんてない。
ただ、きっと今巷に溢れてる自己啓発系の本では救われない“ネイティブネガティブ”な人にとっては、間違いなく共感と救いを感じる一冊だと思います。
ナナメなんてとんでもない。ど真ん中に渾身の直球を投げ込む若林さんは、本当に不器用で優しくて、かっこいい。」

「オードリー若林正恭さんが以前に出版した『社会人大学人見知り学部卒業見込み』を読んでから、彼の文才に惹かれてしまいました。
テレビに出始めた30才の若林さんの社会に対する色々なモノのファーストタッチに関する事を細かく描いてた前作の続きですが、年齢やお父様を亡くされてからの彼の思考の変化が読み取れる素晴らしい作品です。
若林さんの本を初めて読む方には、前作から読む事をオススメします。
40才の彼が、物事をナナメから見なくなった成長した姿、弱さを恥ずかしくなくさらけ出す彼の本当の強さがみられる『ナナメの夕暮れ』には泣かされました。」

「「どうして、自分は社会に馴染めないのだろう?」
「どうして、(一般的に言う)幸福に自分は近づけないのだろう?」
そう悩んでいた自分に、若林さんの体験と心の言葉が沁みました。
自己啓発的な「こうしろ」「こうしたら幸せになれる」のような本ではなく、「俺はこう葛藤して生きている」と言う赤裸々な言葉が連なって、心の旅をしている気分になれました。
ユーモアたっぷりで笑えて人生を考えちゃう本です。自分は「少し、ナナメかもしれない」と思う方に強くオススメします。」


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