似ているようでまったく違う、新しい一日を懸命に生きるあなたへ。
2021年、2022年本屋大賞2位!
『木曜日にはココアを』『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』の青山美智子、最高傑作。
長年勤めた病院を辞めた元看護師、
売れないながらも夢を諦めきれない芸人、
娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える二輪自動車整備士、
親から離れて早く自立したいと願う女子高生、
仕事が順調になるにつれ家族とのバランスに悩むアクセサリー作家――。
つまずいてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのはタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』だった。
月に関する語りに心を寄せながら、彼ら自身も彼らの想いも満ち欠けを繰り返し、新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく――。
最後に仕掛けられた驚きの事実と読後に気づく見えない繋がりが胸を打つ、心震える傑作小説。
青山美智子著『月の立つ林で』 #読了
青山先生の本にはいつも優しくてあたたかい言葉が詰まってて救われる思いがする。
何度も何度も読みたくなる本でした。 pic.twitter.com/uteGOW9xEz— 書店員ゆうき (@Yuki_book_18) December 29, 2022
「青山美智子さんの本は、本当にどれも期待を裏切りません。この本は、表紙もとても素敵です。」
「ささくれだった心で見えなくなった人の優しさに気づかせてくれる本です。世の中全体が後ろ向きな昨今、生きる喜びを伝えてくれます。」
「いろいろなクシャクシャした思いを抱えながら、世界の片隅で小さな自分を生きていることに対して、温かい励ましと、勇気を与えてくれる本だと思います。」
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