戦争の新しい10のルール ショーン・マクフェイト(著)、川村幸城(翻訳) 中央公論新社 (2021/6/8)

慢性的無秩序の時代に勝利をつかむ方法

21世紀の孫子登場。

なぜアメリカは負け戦続きなのか。

未来の戦争に勝利するための秘訣を古今東西の敗戦を分析しながら冷徹に説く。

Rule1「通常戦」は死んだ
Rule2「テクノロジー」は救いにならない
Rule3「戦争か平和か」という区分はない。どちらも常に存在する
Rule4「民衆の心」は重要ではない
Rule5「最高の兵器」は銃弾を撃たない
Rule6「傭兵」が復活する
Rule7「新しいタイプの世界パワー」が支配する
Rule8「国家の関与しない戦争」の時代がやってくる
Rule9「影の戦争」が優勢になる
Rule10「勝利」は交換可能である

著者について
ショーン・マクフェイト
1958年生まれ。国防大学およびジョージタウン大学外交問題スクールの戦略学教授。外交政策、国家安全保障戦略の専門家。オックスフォード大学の「戦争の変容プログラム」客員教授。RAND研究所、超党派政策センターなどのシンクタンク研究員。軍歴としてはアメリカ陸軍第82空挺師団の将校としてスタンリー・マクリスタル将軍やデーヴィッド・ペトレイアス将軍のもとで勤務。パナマの「ジャングル戦スクール」エリート訓練プログラムを修了。その後、アフリカの民間軍事会社のコントラクターとなり現地軍閥勢力との取引、私設軍隊の創設、東欧諸国との武器取引に従事。ルワンダでは集団虐殺防止活動に携わる。著作に小説『影の戦争と漆黒』(ウィリアム社)、ノンフィクション『現代の傭兵:民間軍隊と世界秩序にとっての意味』(オックスフォード大学出版会)全て未訳


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