焦り・落ち込み・不安がどうでもよくなる。
読売新聞「人生案内」の回答者でもあり45年間で10万人を診た精神科医が教える「老子」の言葉。
発売即重版。
・いつも人と自分を比べてしまう
・つねに「上か下か」というジャッジをするのが習慣になっている
・自分は損ばかりしている、と思っている
そんなことで日々モヤモヤしている方は、今すぐ、老子のことを知ってください。
ある日精神科医である著者が、患者さんにポロッと老子の話をしたところ、泣き出した人がいたそうです。
そのように、これまで西洋医学でのアプローチでは納得しなかった患者さんに、老子の話をすると「なぜか腑に落ちた」という方が続出したとのこと。
「お金がある」「顔がいい」「肩書きがある」といった「上下」「強弱」で物事を見る、つまりジャッジすることをやめる。
それを「ジャッジフリー」の思考といいます。
そんな「ジャッジフリー」な老子の思考を自分の中にインストールすることで、「しんどい」気持ちから解き放たれることをめざした一冊です。
他人が気になったら「鏡の思考」
がんばりすぎていたら「幽霊の思考」
人を妬ましく思ったら「足湯の思考」
…32の思考を紹介
しんどいときにくり返し見たくなる、ほっとするイラスト
(41)読了
「人生に上下も勝ち負けもありません」精神科医の野村総一郎さんが書いた「ジャッジフリー」という考え方を、老子の言葉を用いて書いてある一冊。
いつも他人と比べてしまっている人、ジャッジすることをやめたらもっと楽に生きられるかも!#読了 pic.twitter.com/x4iuN8n7Oh
— さとー|ゆるい読書垢 (@booknosatou) April 1, 2020
「認知行動療法の大家による、モヤモヤしているときに読むと、気持ちが軽くなる本です。西洋的な認知行動療法の考え方の源流が、実は、大昔の中国にあったというように感じました。いくつものケースごとに、そのケースに即した老子の言葉と、著者の平易な文章による説明・解釈があるという形式で叙述されているので、目次で自身の悩みに当てはまるケースを探して読むというような使い方もできます。もっとも、ソフトタッチで読みやすい本で、それほど時間を要するわけではないので、通読をお勧めします。」
「古希を迎えた、私ですが、この本でこれからは迷いなく、過ごせる気がする。この本に出会えたことに感謝です。」
「知り合いから『老子』を勧められ、はて?どれが自分に合っているのか?いろいろ探して、本の構成に配慮され、読みやすく、理解もしやすかったです。モヤモヤしているとき、目次から該当章を探して、読み返しています。」
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