私だけ年を取っているみたいだ。 水谷緑 (著) 文藝春秋 (2022/10/21) 1,210円

ヤングケアラーの再生日記

“家族のかたち”を守るため、あの日わたしは自分を殺した。

親との関係に悩むすべての人へ――失われた感情を取り戻す、ヤングケアラーの実録コミック!

統合失調症の母、家庭に無関心な父、特別扱いされる弟、 認知症の祖父――ゆいは幼稚園のころから、買い物・料理・ そうじ・洗濯など家族の世話を一手に担っている。

母親の暴力に耐えながら「子どもらしさ」を押し殺して生きるのに精一杯だった彼女の子ども時代と、成人してからの「ヤングケアラー」としての自覚。

仕事、結婚、子育てを通じて、悩みにぶつかりながらも失われていた感情を取り戻すまでの再生の物語です。

『精神科ナースになったわけ』『まんが やってみたくなるオープンダイアローグ』( 共著:斎藤環)ほか医療系コミックで累計25万部の著者が、2年以上の当事者取材から描きおろす最新作です。

「ヤングケアラー」について理解を深めるコラムや、ヤングケアラー支援団体の紹介ページも収録。

(※10代の当事者も読めるよう、総ルビとなっています)

「ツイッターで回ってきて、レビュータイトル通りに優しい絵柄のためなんとなく読んでみたらつらい環境が描かれていて、自分はヤングケアラーではないけれど良い家庭ではなかったのでところどころひどく共感して泣いてしまった。」

「とっても感動しました、わたしも毒親育ちなので似たような体験をしました、すごく心に沁みました、頑張ろう。」

「私も父が統合失調症で、ヤングケアラーでした。当事者目線からも違和感のないリアルなストーリー。特に子どもの視点をうまく伝えてくれています。子どもに関わる職業の方に是非読んでほしい内容でした。」


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