落合博満氏がすごいと思った高校球児はやっぱりあの選手だった

落合博満氏 今まで見た高校球児で一番凄かった選手明かすも「プロに来てからは、ちょっと残念」

現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が9日、YouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。

今まで見てきた高校球児の中で一番凄いと思った選手の名を明かしました。

1番すごい高校球児は清原

「高校球児として見られて、1番この高校生凄いなって思った選手は誰ですか?」と聞かれると「清原(和博)だよ」と即答。

清原はPL学園時代にエースの桑田真澄とともに「KKコンビ」と呼ばれ、甲子園大会に5季連続出場し優勝2回、準優勝2回。また、個人としては甲子園通算13本塁打、3年夏の甲子園では当時の1大会での新記録となる5本塁打を放つなど数々の記録を打ち立てたのです。

プロに入ってからはちょっと残念

清原の高校生離れしたバッティングに「プロに来てもすぐ通用すると思った。総合的に見て素晴らしかったよ」と絶賛。

しかし、落合氏は「ただ、プロに来てからは、ちょっと残念だね」と、現役22年間で通算打率・272、通算2122安打、525本塁打、1530打点の成績に納得していなかったのです。

3冠王はあいつしかいない

「もっと上の数字を残せたんじゃないのかなっていうふうには思ったけどね」とし「あーもったいねえなぁ!!ってやつ」と清原の現役時代を振り返っていました。

「もしかしたら監督の後に3冠王を獲れるのは(清原選手だった)?」と質問されると「あいつしかいないと思ってたよ」と明かした。

ネットの声

「清原さんのホームランで印象に残っているのは右方向が多いですね。球を引きつけて右方向に大きいホームランを打てるのは、スィングの加速度が大きい証拠と思います。一年目かなり細かったと思うのでバットスピードは筋肉量より体の使い方によるものが大きいのでしょう。」

「清原もに入団したての頃、落合さんに憧れを抱いていたらしい。そんな清原は高卒1年目で3割30HRをクリア。今の時代大卒ですら、3割だけでも、30HRだけでも達成すれば、ものすごい事。それを高卒1年目で両方クリアしたんだから、天才中の天才でしょうね。当時、落合さんいわくモノが違うという言い方をしていた。通算の成績も凄いが、打率は272、高卒1年目の方が高かった。そういう面でも、落合さんの言うように「プロに来てからは、ちょと残念」、もっと凄い選手になると思ってたんでしょうね。」

「確かに清原は、50年に一人と云われる超絶した高校球児でしたね。「プロに来てからちょっと残念」と言うのも分かります。もう一人の逸材、松井秀喜も大騒ぎされましたが清原と同格とまでは看做されなかった。しかし、二人のプロ入り後の努力の差は明らかで生涯成績では、清原は22年でホームラン525本、安打数2122本、打点数1530打点、通算打率2割7分2厘、一方松井は、日米通算20年で、ホームラン507本、
安打数2643本、打点数1649打点、通算打率2割9分3厘。清原が上回っているのはわずかにホームラン数18本だけで、あとの打撃部門ではすべて松井に大きく水を開けられている。松井並みの努力をしていれば、王のホームラン記録は無理でも、2位・野村克也の記録は軽く超えていたと思うし、三冠王も2回ぐらいは獲得したことだろう。」

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