車いすインフルエンサーとして知られる中嶋涼子。
“障がい”を味方につけた、単なるクレーマーでは?という評判もSNSを中心に言われているようです。
ここでは、そのあたりを探ってみました。
目次
普通のシートに座りたい
イオンシネマで車いす女性が介助を断られた事件。
これがインフルエンサー中嶋涼子がからんでいたのです。
弱者保護の時代を逆手にとった単なるクレーマーと評判になっています。
車いすユーザーの中嶋涼子が、イオンシネマでサービスの要求を断られた顛末をSNS投稿。
すると、割といい感じでネットが燃えあがったのです。
中嶋涼子といえば、YouTuberとしても意欲的に活動している女性です。
普通の車いすインフルエンサーという認識だったのですが、
今回の炎上の経緯はカロリー高めでした。
というのも、単にバリアフリー対応になっている車いすの鑑賞場所ではなく、
健常者らが使うリクライニングシートに座るために女性スタッフらに抱きかかえなどの介助を求めたのです。
結果、映画館の支配人に出禁を喰らったという話なので割とまともな対応だと思えます。
しかし、中嶋涼子は黙っていなかった…。
久々に悔しい気持ちになった。
今日は映画「#52ヘルツのクジラたち」を見てきたんだけど、トランスジェンダーの人が生きづらさを抱え差別を受ける話で辛すぎて発作起きるくらい泣ける映画だったんだけど、その後更に泣ける事があった。… pic.twitter.com/T1B54UR7n1
— 中嶋涼子R?Ryoko Nakajima (@NakashimaMinion) March 15, 2024
↓さらにコレ
あまりに悔しくて感情的にイオンシネマとしか書かなかった為、たくさんの方からイオンシネマ全体を非難されているリプを頂いたのですが、イオンシネマによっては優しい合理的配慮のある対応をしてくださるイオンシネマもあるので一概にイオンシネマ全体を責めないでくださいね!… https://t.co/mWFHSOFfwV pic.twitter.com/7a4QB030Py
— 中嶋涼子R?Ryoko Nakajima (@NakashimaMinion) March 15, 2024
マナーの悪い障がい者にイラつく人もいる
問題は、中嶋涼子のやったこととイオンシネマ側の対応というミクロな話だけではありません。
そういった障がい者や高齢者の生活は勤労世帯が負担する社会保険料であり、
納めている年金であると同時に、バリアフリーには国や自治体からの補助が出ていてそれらは税金です。
障がい者や高齢者にやさしい社会を作るために必要な豊かさが失われつつあることもあって、
マナーの悪い障がい者にイラつく人が以前より増えてるんじゃないかと思えるのです。
こういった問題は、映画館だけではなく、図書館や公園、公共交通機関などみんなが使う多くの場所で起きるため、
マナーなのか法的な義務なのか白黒つけろという話になりやすい面があります。
そこには「困っていそうだから善意で」行われていたサービスの提供が、「行われていて当然だ」となりやすい下地が増えているとも感じるのです。
映画館への事前連絡がマナーでは?
健常者ならリクライニングで問題なく映画を観られ、友人たちと席を上手くシェアしながら楽しめるはずなのに、
同じように楽しめない障がい者に対してはもっと配慮されるべきではないか、という声も上がっています。
一般的に車いすに乗る側も押す側も、そのような介助を一般の施設にお願いするにあたって、
当然のように事前連絡するし、それがマナーであると考える人も多くいるはずです。
特に、リクライニングシートまで抱きかかえられたり、おんぶされたりして移動することは、
日ごろ障がい者や高齢者を連れて公共施設を訪問する側からすれば、そのような対応は非常にまれですし、
介助士などの資格を持っていても危険を伴う場合もありますから、何かあったら困るとお互いに思うレベルです。
そのような介助はできるかもしれませんが、お願いはしないのが普通だろうと思います。
イオンシネマについては、映画好きの高齢者の間でも
「お客さんが少ない時間帯なら、スタッフさんが特別に介助してくれて、落ち着いた椅子に座って鑑賞できる」
という話は少なくなく耳にします。
ただ、それはスタッフさんの手に空きがあるときか、その映画が客入りがあまり多くないときに限られるようです。
イオンシネマ側も、絶対できるという約束ではなく、
公式にはそのようなサービスが車いすのお客さんにはありますとは言っていないはず。
やはり、公式にそのような対応をしていると知れて、万が一事故があったとするならば、映画館としては責任を負えないという面があるからでしょう。
↓これが正解だと思う
イオンシネマの件で
車椅子の人が「車椅子観覧の対応が悪かった」として
映画館側を非難したことが世間で話題となった。
実はワシも障害者を育てている。
1才のときウイルスが脳細胞に感染し、耳が聞こえなくなった。それまで100単語くらいペラペラ話していたのにな。… pic.twitter.com/8s4S4kkaCj— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) March 19, 2024
元々クレーマー気質がある
中嶋涼子は他にもクレーマー気質を発揮しています。
イオンシネマに現れた車椅子クレーマー中嶋涼子
新幹線の多目的室で生配信をしながらセロハンテープ芸を披露www
何のための多目的室か理解してるのか?
このような人は多目的室の利用を拒否するべきでは?pic.twitter.com/yfFzVnvcNo— Masa (@masanews3) March 18, 2024
断られた映画館をあえて訪問して
他のお客さんにまで迷惑をかけていた中嶋涼子
こちらの動画で解説しましたhttps://t.co/GxRDB0x9fz— Masa (@masanews3) March 18, 2024
↓元々こんな人
イオンシネマに現れた車椅子クレーマー中嶋涼子
ネット通販でジャケットを大量購入
↓
“節約のため”返品www合理的な範囲内でご配慮願います????? pic.twitter.com/LTpKKaOvLT
— Masa (@masanews3) March 19, 2024
ネットの声
「結局今までしてきた要求が通らなくなる旨を伝えられたのが気に入らなかったからSNSで晒し上げたって話で、やってる事はモンスタークレーマーのカスタマーハラスメントと変わらないと思う。
自分の思い通りにならないからって他人を誹謗中傷したあげく一方的に吊し上げて不平を撒き散らす自己中な事をするのはやめましょうねという一種の道徳として捉えています。
常に働く人達への尊敬の念を持ちたいものですね。」「特別な訓練をした人以外だと成人を支えるのって難しいと思います。以前、椅子から落ちてしまった高齢者の方を二人がかりで椅子に戻そうとしたんですが結局自分達ではどうにも出来ませんでした。事故防止のためにもバリアフリーになっている場所以外では介助者に同行してもらった方が良いのではないでしょうか?」
「っていうかこれ、単純に消防法違反になるのでは?消防法上、車椅子の鑑賞者はいざとなったら避難できる通路に近い専用スペースで観ることになっているはず スタッフが抱えて普通シートに移動させるのは違反では。火災とかあったら避難はどうするのかな」