SUZUKI GSX1400 油冷バイクといえばこれ!大きいけど街乗りもこなす万能バイク!

SUZUKI GSX1400は、2001年から2008年まで製造された1,400cc級のビッグネイキッドです。

いわゆる「油冷」直列4気筒の迫力と、街中でも扱いやすい中低速トルクを両立したのが最大の魅力です。

2008年は国内の最終期として語られやすく、スペシャルエディション(GSX1400Z)も含めて中古市場で根強い人気があります。

最高出力は100ps(74kW)/6,500rpmで、数値以上に「回さなくても前に出る」フィーリングが支持されるタイプです。

燃料供給はインジェクションで、当時のビッグネイキッドとしては装備面も現代的でした。

全長2,160mm、全幅810mm、シート高775mmという車体パッケージは、見た目の重厚感に対して足つき性を意識した設計です。

2026年2月時点の全国平均価格データでは、本体価格の平均が約108.14万円、乗り出し平均が約122.37万円という目安が出ています。

年式やカスタム量で振れ幅が大きいので、相場を見るときは「純正度」「足まわりの状態」「消耗品の残り」をセットで確認するのが近道です。

どんなバイク?

GSX1400は、ビッグネイキッドに求められる太いトルクと上質感を、スズキらしい合理性でまとめたモデルです。

油冷フィンの存在感がそのままデザインになっていて、丸目ライトと合わせてクラシカルに見せながら中身は実用寄りです。

エンジンはボア81mm×ストローク68mmで、ドンと厚い中低速を作りやすい設定です。

燃料タンクは22Lで、ツーリング用途でも航続の安心感が出しやすい構成です。

シート下の収納スペースは最長部で600mmが確保され、容量も10.8Lと公表されています。

ネイキッドとしては珍しく「積める」方向に振っているので、日常と遠出の両方で便利に使えます。

後期モデルでは仕様変更が入り、乗り味や扱いやすさに関する評価も年式で差が出やすいので、購入検討時は年式確認が重要です。

総じて、見た目は重厚で中身は実用という、長く付き合う方向に向いた大型ネイキッドです。

SUZUKI GSX1400のインプレッション

まず感じるのは、発進から巡航まで「回転数を上げなくても気持ちいい」加速の出方です。

ストップアンドゴーが多い街中でも、クラッチ操作を忙しくしなくても前に出る余裕があり、エンジンの懐が深いです。

一方で取り回しは軽量級の感覚とは別物で、押し引きや切り返しは体格や慣れが効いてきます。

走り出してしまえば直進安定性が高く、速度域が上がるほど車体のどっしり感が安心材料になります。

ハンドリングは軽快一辺倒ではなく、安定寄りの気配を残しながら曲げていく印象です。

ツーリングでは、22Lタンクと6速ミッションが効いて、一定速の巡航が楽に作れます。

油冷らしいエンジンの存在感が気分を上げる反面、渋滞や暑い時期は油温の意識が高くなるという声も見かけます。

購入後の満足度は「トルク」「見た目」「ロングツーリング適性」に集まりやすく、逆に「重量」「消耗品コスト」は覚悟ポイントになりやすいです。

SUZUKI GSX1400のスペック

SUZUKI GSX1400 スペック参照用

スペックは国内最終期として参照されやすい2008年式の公表値をベースに記載しています。

車名 SUZUKI GSX1400
製造期間 2001年-2008年
全長×全幅×全高 2,160mm×810mm×1,140mm
ホイールベース 1,520mm
最低地上高 130mm
シート高 775mm
車両重量(乾燥重量) 226kg
エンジン型式 Y701
エンジン種類 油冷・4ストローク・直列4気筒・DOHC・4バルブ
総排気量 1,401cc
ボア×ストローク 81.0mm×68.0mm
圧縮比 9.5
最高出力 74kW(100ps)/6,500rpm
最大トルク 126N・m(12.8kgf・m)/5,000rpm
燃料供給方式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ式
潤滑方式 ウェットサンプ
エンジンオイル容量 5.7L
燃料タンク容量 22L
燃費(定地燃費) 28.0km/L(60km/h)
クラッチ 湿式多板コイルスプリング
トランスミッション 常時噛合式6段リターン
1速 2.916
2速 1.937
3速 1.526
4速 1.285
5速 1.136
6速 1.000
一次減速比 1.509
二次減速比 2.277
駆動方式 チェーンドライブ
フレーム ダブルクレードル
キャスター/トレール 26°00′/105mm
フロントサスペンション φ46mm正立テレスコピック式
リアサスペンション スイングアーム式
フロントブレーキ φ320mm油圧式ダブルディスク
リアブレーキ φ260mm油圧式シングルディスク
フロントタイヤ 120/70 ZR17(58W)
リアタイヤ 190/50 ZR17(73W)
最小回転半径 2.8m
新車当時価格(参考) 1,047,900円(税込)

中古で見る場合は、純正マフラーの有無、足まわりのオイル漏れ、ブレーキ周りの固着、電装の作動を重点的に確認すると失敗が減ります。

特に重量級なので、タイヤとブレーキの状態は走りの印象を大きく左右します。

整備記録が揃っている個体は、長く乗る前提だと結果的に安くつくことが多いです。

みんなのインプレッション

以下は、オーナー投稿の「長所・短所」などから、文意が崩れない範囲で短く引用した声です。

年式やカスタム状況で感じ方は変わるので、複数の視点を並べて温度感を掴むのにお使いください。

『とにかく下のトルクが凄い。』

『渋滞に捕まって20km/h台で走っていてもクラッチを使う必要が無くそこからの加速にも対応します。』

『夏場の渋滞だとすぐに油温が上がり気になります。』

『ネイキッド最大排気量。』

『丸目・ダブルメーター・インジェクション・オヤジ好みのルックス。』

『取り回しが重くて腕が疲れる。』

『6速MTは高速道路に限らず,高速巡航の際の燃費向上に大きく貢献してくれていると思われる。』

『不人気車の為か,カスタムパーツが少ないのが残念。』

総評としては、走り出した後の満足度が高い一方で、押し引きや維持費の「重量級あるある」を理解しているほど幸福度が上がるバイクです。

逆に言えば、購入前に自分の用途と保管環境を整理しておくと、後悔がかなり減ります。

通勤もツーリングもこなせる万能さがあるので、最後は「この見た目と油冷の質感が刺さるかどうか」が決め手になりやすいです。

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