ベストセラー『英単語の語源図鑑』の漢字編!
悲、俳、排、扉、輩、徘、斐・・・これらの漢字に共通する「非」の語源とは?
本書の主な特徴は、漢字の「音符と意符(漢字から偏や旁を引いてあとに残ったもの。
本書では親字としています)」に着目し、それらの語源を解説することにあります。
たとえば、悲、俳、排、扉、輩、徘、斐に、共通してある「非」という字。
本書では「非」の語源を解説し(「非」には、互いに向き合っている、背を向け合って対立している、否定、という意味があります)、それと関連づけて悲、俳、排、扉、輩、徘、斐の起源や意味を解説しています。
つまり『英単語の語源図鑑』のように、同じパーツを共通して持つ漢字グループを1つひとつイラスト付きで関連付けて紹介しています。
これによって漢字を右脳と左脳で体感・理解してもらうことができるというワケです。
なお、イラストはイラスト書道家として活躍している和全氏が担当。
著者の平山氏は、かつて高校や予備校では、現代文・小論文を担当し、大学では「近代文学」や「日本語表現法」を教えてきた日本語のプロ。川端康成の研究者としても知られており、代表的著作として『遺稿「雪国抄」影印本文と注釈・論考』(至文堂)があります。
【語学】
ベストセラーの漢字編が新登場??
かんき出版の『漢字の語源図鑑』は音符(=発音記号)・意符(=意味)とイラストで500個の漢字を一気に学ぶ語源図鑑シリーズの漢字編。平山三男さんの「漢字を如何に伝えるか」とイラスト書道家の和全さんの「書道をもっと身近に」がギッシリ詰まった一冊。 pic.twitter.com/jMiJJdj487— 喜久屋書店阿倍野店 一般書フロア (@kikuya_abeno) April 9, 2022
「めちゃくちゃ面白いです。私は、幼い頃から漢字が苦手で漢字に対する苦手意識が40歳超えても消えなかったのですが‥この本は漢字辞典のような、区別の仕方ではなく、同じ音を持っているその漢字の出来た背景などから種類をまとめて書いてあります。なんだか‥物語、背景を読んでいるうちに覚えられる気がしてきました。」
「学校の授業で意味や成り立ちまで詳しく教えてもらえてたら漢字もとても覚えやすかっただろうなぁーと思いました。漢字を使う皆さんにはぜひともオススメの一冊です!」
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