異界探偵班目ザムザの怪事件簿 蒼月海里 (著), 相葉キョウコ (イラスト) 小学館 (2025/1/7) 660円

探偵の相棒は――異界から召喚されし者。

世界は不思議なことで溢れている。

そもそもこの世界の外――異界から訪れる不思議すらある。

「異界探偵」を名乗る班目三六三(まだらめザムザ)の仕事は、その異界からの干渉と思しき事件を解決することだ。

依頼人は多種多様、報酬も高額からタダ働きまでさまざまで、実に不安定かつ怪しげな仕事である。

それでも飄々と仕事をこなすのは、ザムザの性格に依るところも大きい。

なにしろ東京のど真ん中、中央区日本橋という一等地に事務所を構えながら、営業日は気まぐれ。

看板も出さず宣伝もせず、紹介や行きがかりで飄々と仕事を回しているのだから。

さて、ザムザには相棒がいる。

式守九十九(しきもりツクモ)という名の、ザムザの旧い友人によく似た外見をもつ青年だが、異界から来訪者――つまり人外である。

一部では《異邦神》などと呼ばれる、人智を超えた存在だった。

「おれはザムザの味方。だって、ザムザがおれを召喚してくれたんだから」

愛想と見目のよさとは裏腹に、ツクモは無邪気に残虐で得体がしれない。

毒にも薬にもなる厄介な相棒を従えた探偵ザムザの調査が始まる。

痛快オカルトミステリー!


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