「なぜうまく曲が作れないのか?」
「人の心に残る曲を作るにはどうしたらいい?」
「なぜコンペなどで不採用になるの……?」
それは、センスや才能ではありません!
ちょっとしたコツとテクニックで、「ウケる」曲は作れます。
本書は、プロの作曲家が行っている思考ルーティンを知ることで、センスや才能に頼らず人の心を動かす曲作りを目指します。
なお、本書ではQRコードからアクセスして聴ける参考音源も多数用意しています。
単純メロディでもちょっとした工夫を加えることで、一気に人を惹き付けるメロディに早変わりする様をぜひ体感してください。
楽曲の構造から「うたづくり」や「メロディ・メイキング」についての作法を紹介する新しい視点の作曲本。
「いい曲」を作るのは、こんなに簡単だった!
[目次]以前、前半だけ感想書きましたが全部読みました!割田さんの一発で記憶に残る曲を作る! 「9つのルール」。終始楽しく読めました😊 作曲で困ったときに、そっと後ろから背中を押してくれる、そんな感じですね👍🏻 さらに自分なりの10、11と増やしていけばいいかなと思いますぜよ、オススメです👍🏻 pic.twitter.com/wZHKGcxft0
— ゲンナ@MSQ (@genna_msq) January 24, 2019
- 序章 「9つのルール」が生まれたわけ
- 大前提 楽曲は料理であると考えるべし!
- ルール1 客観視できているか?
- ルール2 メロディの主張があるか?
- ルール3 効果的な「反復」が施されているか?
- ルール4 歌詞に反復性があるか?
- ルール5 起伏(メリハリ)があるか?
- ルール6 曲全体がコース料理になっているか?
- ルール7 盛り込みすぎていないか?
- ルール8 応用編 メロディを突き詰める「旅」をしたか?
- ルール9 神は細部に宿る!
- おまけ 「まちのうた」ができるまで
■著者について
割田 康彦(わりた・やすひこ)
ある時は音楽プロデューサー、そしてディレクター、たまに作曲家、編曲家。
その活動はジャンルを超えて多岐におよび、作家マネジメント、各種コーディネイト、クラシックコンサートプロデュースからゲーム&声優楽曲のボーカルディレクションまでを網羅。
日大藝術学部映画学科中退。1990年、林哲司氏に認められ作曲家としてデビュー。
2年間の職業作曲家生活に嫌気がさして友人と共にオーストラリアへ逃亡。
帰国後、改心し、1994年「東京Q チャンネル」として東芝EMI よりデビュー。
1999年より研音にてプロデューサー&ディレクター。
2007年レイヴンジャムファクトリーを設立し、ピアニスト清塚信也をマネジメント&プロデュース。
2010年フライングペンギンズに参画、後に取締役。
2018年よりフリーランス。
楽曲提供は、平井堅、SMAP、光GENJI、Sowelu、ribbon、マリーン、高橋由美子、笠原弘子、福山潤、白石涼子、田中理恵、ジョビジョバ、TV ドラマ「勇者ヨシヒコ」(ミュージカル曲)、TV アニメ「機動警察パトレイバー」、WOWOW「トライベッカ」、舞台「スマートモテリーマン講座」、乃木坂46 公演「16人のプリンシパル trois」、シソンヌLIVE、TV-CM「吉野家?菅田将暉スペシャル」など。
群馬県中之条町ふるさとアドバイザー。
MUSIC PORT JAPAN(MPJ)スーパーバイザー。
音楽的萬屋工房「Little Magic Factory」主宰。
「とても実用的な作曲(ポップスに特化した)の指南書だと思います。特に、プロ志向でJ-POPの作曲がメイン、「楽曲コンペ」等に参加しているクリエイターの方には非常に役立つ内容です。」
「今までモヤ?としていたものが霧が晴れたかのような感覚になりました。音楽理論書はたくさんあり、いい曲を作る上では知っておいた方が良いというものではありますが、肝心のいい曲を作る工程の本というのはなかったと思います。そこを具体的なメソッドで記載されている点が素晴らしいと思いました。」
「「記憶に残りやすいメロ」を「美味しいメロ」と表現し、「リスナーに美味しく味わってもらう」にはどうあるべきかを、ユーモアと例え話を交えて、丁寧に語っている。とても読みやすい上に、無駄がない。作曲に迷った時の手助けとなるので、作曲家は必読。常に傍に置いておきたい「良書」。」
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