日本人がいつまでも誇りにしたい39のこと ルース・マリー・ジャーマン (著) あさ出版 (2018/11/22)

日本に30年間滞在し、経営者として様々な日本人と接してきた著者による、世界の人に誇りたい日本人の精神、美意識、強さの紹介。

著者について
米国ノースカロライナ州生まれ、ハワイ州育ち。
1988 年にボストンのタフツ大学国際関係学部から㈱リクルートに入社し、以来30 年間日本に滞在。
2011 年まで㈱スペースデザインに在籍し、新規事業として、来日する外国人向けの家具付きサービス
アパートメントを東京・横浜・ドバイにて開発・運営業務に携わる。
1998 年に日本語能力試験(JLPT)1級を獲得し、2006 年に、宅地建物取引士となり、公益財団法人
日本女性学習財団評議員、一般社団法人HRM 協会の理事に就任。
2012 年4 月より㈱ジャーマン・インターナショナルを起業。日本企業と外国人の潜在顧客をつなげるため、
経営戦略と営業・広告活動をサポートしている。2018 年に日本企業のグローバル化トレーニングを行う「Train toGlobalize」事業も立ち上げる。
高校・大学・リクルートシーガルズ(現オービックシーガルズ)でのチアリーダー経験を生かし、在日米国商工会議所
のスペシャルイベント委員会の委員長、神奈川県地方創生推進員を務める。また、復興庁が実施する「新しい東北」
プロジェクトの有識者として、全国の自治体・企業での講演活動を通して、日本が日本らしいグローバル化を果たせるよう、応援している。
男女平等参画にも関心が高く、働き方改革も自社にて実践している。
『朝まで生テレビ! 』(テレビ朝日)、『アメージパング! 』(TBS)、『しごとの基礎英語』(NHK)
『ニッポンで何買う?~密着インバウンド列島24時~』(BSテレビ東京)などのテレビ番組のほか、メディアでも活躍中。著書に『日本人が世界に誇れる33 のこと』『やっぱりすごいよ、日本人』(以上、あさ出版)、
『世界に輝くヤマトナデシコの底力』(モラロジー研究所)、『ビジネス英語魔法の切り返し』(洋泉社)
などがある。

「学生までアメリカで過ごし就職で日本に来た外国人。訪日後の苦労から文化の違いそれが当初は戸惑いも多くあったようだが、その魅力に気づき、それが日本らしさであることをまとめた1冊。訪日外国人に伝えるべきことが何であるか?とか、どういう目線で受け入れるべきかなどサービス従事者やビジネス進める上で分かりやすい1冊に仕上げっている。さらっと読めるので、イントロダクションとして十分活用できる」

「外国人の視点から日本を描く、という本は沢山出ているけれど、これは深みがなく、表面をサラっと撫でたような内容で物足らない。親が牧師さんで、悪口を言うと口を石鹸で表されたという躾けられたとのことで、納得。敢えて良いところだけ。けれども、日本の悪いところだけを吹聴する、という現在のマスメディア姿勢とは正反対の姿勢の物を読むのも、視点を変えるのに良いかも。」

「今まで漠然と感じてきた、日本人らしさ、を外国人の視点から新鮮にそして、親しみやすい表現で明文化されています。文章は読みやすく、心に沁み入るよう。忘れられてきている日本の心を、作者の研ぎ澄まされた感性と、豊富な経験で表現されており、どこか懐かしさと、驚き、そして、改めて思い返す日本人らしさに原点回帰できる素晴らしい本です。」


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