
わたしの人生なのだから、最優先するべきは、わたしなのだ。
大学生の時に友人からの性暴力にあったスミレ。
限界に達した心を抱え、困難な状況にある人たちをケアする街に辿り着く――。
『消えない月』『神さまを待っている』『若葉荘の暮らし』、
現代女性の寄る辺なさに真摯に向き合い、そっと軽くする――著者最新作!
「それぞれに過去はあって、これからどう生きていくのか悩んで、闘っていることはわかるから、気にせずに自分のことだけ考えていればいいの」
大学生の頃、自分のことを好きだという友人から性暴力を受けたスミレ。
忌まわしい記憶を胸中に押し込めながら社会人として過ごしていたが、久しぶりに会った女友達から、
彼が当時のことを美しい思い出として吹聴していたことを聞いて、何もできなくなってしまう。
行政がケアを目的に作り上げた街で暮らすことになり、
いじめや虐待など、暴力を受けてきた人々と関わりながら、自分はどう生きていくのか、模索していくが――。
人の心は、あまりにも繊細で複雑だ。
痛みと再生を真っ向からとらえた物語。
【3F文芸書売場】
畑野智美さん『アサイラム』(KADOKAWA)
現代女性の寄る辺なさに真摯に向き合い、そっと軽くする――畑野智美さん、待望の新作!
サイン本が入荷しました。
畑野智美さん、色紙もありがとうございました!
店頭販売のみ。代引きやお取り置きもご遠慮くださいませ。 pic.twitter.com/snP4QFySuw— 丸善名古屋本店 (@MARUZENNAGOYA) February 27, 2025
著者について
畑野 智美
1979年、東京都生まれ。2010年『国道沿いのファミレス』で第23回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。13年に『海の見える街』で、14年に『南部芸能事務所』で、吉川英治文学新人賞候補となる。ほかの著書に『夏のバスプール』『感情8号線』『タイムマシンでは、行けない明日』『家と庭』『消えない月』『大人になったら、』『水槽の中』『神さまを待っている』『若葉荘の暮らし』『ヨルノヒカリ』『世界のすべて』などがある。
|
|



