
「宝の持ち腐れのような袋小路に、僕はいた。」
元ストーカーと暮らしながら他人のストーカーを覗き見る、落ち目のミュージシャン
極度の無駄嫌いで、ビジネスのため東京駅至近の高層マンションに住むM&A会社社長
緑豊かな公園前の低層マンション生活を送るも、突然樹木伐採が始まり困惑する女……
麻布競馬場(作家)、推薦!
“日常版「滅びの美学」――極限まで乾燥したユーモアが、人生の空虚を容赦なく照らし出す。”
シニカルな笑いと冷徹な観察力で、都会に生きる人々のままならぬ人生を写す、令和の《没落小説》爆誕!
『バックミラー』発売記念 著者コメント
初の短編集です。厳選した12作の中には、名刺がわりにしたい作品が幾つもある一方、「これは見られたくない」という、作家や人間の恥部そのものを表出させつつ、思わぬ角度から光を当ててくる作品もあり――。結果的に、代表作と思える一冊になりました。〈羽田圭介〉
デビュー20年を越えた芥川賞作家・羽田圭介の哲学を凝縮した全12編。
〈収録作〉
「バックミラー」
「シリコンの季節」
「目覚めさせる朝食」
「みせない」
「成功者Kのペニスオークション」
「なぜ自分は、今までそれを」
「知られざる勝者」
「〇.〇〇…」
「自立」
「のっとり」
「渋谷と彼の地」
「そこに生きている」
河出書房新社から3/21(金)発売予定の、初短編集『バックミラー』の装丁デザインが出来上がりました。
装丁は鈴木成一デザイン室、装画は後智仁さんの絵画”Donald”です。 pic.twitter.com/ZhK9U37nX6— 羽田圭介 (@hada_keisuke) February 15, 2025
著者について
羽田 圭介(はだ・けいすけ)
1985年生まれ。2003年『黒冷水』で文藝賞を受賞しデビュー。「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞を受賞。『隠し事』『メタモルフォシス』『成功者K』『ポルシェ太郎』『タブー・トラック』他多数。
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