幾千年の声を聞く 青羽悠 (著) 中央公論新社 (2022/10/20) 1,870円

世界の中心に聳える巨大な〈木〉。人々は枝の上に家を建て、各地から人が集まり、やがて国ができ、文明ができた。だが、他国から〈木〉のもとを訪れた学者は気がつく。

「こんなものは本来、地球に存在しえない」。

この〈木〉はいったい何なのか?

宗教の長となった少女、天文学に人生を捧げる青年、革命組織に身を置く男――

数奇な運命に巻き込まれた人々の叡智と苦悩が積み重なり、やがて壮大な謎が解き明かされていく。

これは力ではなく、知性で世界を変えようとした人たちの、幾千年の物語。


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