新装版 海賊モア船長の遍歴 多島斗志之 (著) 中央公論新社 (2025/3/24) 3,080円

大冒険小説の傑作を新装刊

海賊が跋扈する17世紀末。

海賊討伐の命を受けて出帆するも自ら海賊船へと姿を変えた「アドヴェンチャー・ギャレー」号。

航海士としてこの船に乗り組み、やがて海賊船の船長となったジェームズ・モアは、ユニークで頼りになる仲間たちとともに大海原をゆく。

海賊としての輝かしい成果と数々の危機。痛快な大冒険。そして因縁の対決へ――。

1998年初版、傑作海賊冒険小説を新装版として刊行

多島斗志之
1948年、大阪生まれ。早稲田大学卒業後、広告ディレクターを経て、85年『〈移情閣〉ゲーム』でデビュー。以後、89年『密約幻書』、91年『不思議島』でそれぞれ直木賞候補となる。おもな著書に『クリスマス黙示録』『少年たちのおだやかな日々』『症例A』『黒百合』など。歴史的事実とフィクションを巧みに融合させ、一作ごとに異なる世界を緻密に描き、読者を魅了する。

「めちゃくちゃ面白い。もうこの世にはいない人かもしれないけど、この作家はもっと評価されるべき。」

「子供の頃から、海賊の話はいろいろ読んだけれど、この作品は、当時の時代背景(17世紀末期から18世紀初頭)がしっかり調べられていて、今まで物語上の存在でしかなかった海賊が、初めて実際の歴史、地理と結びついた。インド洋を舞台に、東インド会社の船をねらっていたなど、世界史のあのあたりか、なるほど、なるほど、という感じ。黒地に白いドクロのおなじみの旗が実際に使われていたのは、わずかな期間でしかなかったなど、ふーんそうだったんだといろいろ雑学もあり、おもしろかった。話のテンポもよく、当時の海戦の様子が目の前に浮かぶようで、わくわくしながら、最後まで1日で一気に読んでしまった。」

「海賊モノは海外作品が常套だが、日本人作家もなかなかどうして。
多島氏は好きな作家の一人だが、推理、ハードボイルド、ゾルゲ事件等の歴史等、モチーフの多様性は凄いと思う。
そして、本作は、カリブ海のバリバリの海賊。日本人が書いたの?と疑いたくなるほどの内容。モアは、Jディップのスパロウのような茶目っ気船長ではなく、冷静で生真面目な船長。どっちもカッコイイ。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

新装版 海賊モア船長の遍歴 (単行本) [ 多島斗志之 ]
価格:3,080円(税込、送料無料) (2025/3/22時点)

楽天で購入

 

 

おすすめの記事