
伊藤亜紗さん推薦!
「潔癖症なのに約30カ国を旅し、27歳でようやく大学受験。「リスク回避」「コスパ重視」の社会が到来する前の時代、まだ若かった先生は、敷かれたレールをひたむきに踏み外していた。北村さんは、最後の「変な大人」なのかもしれない」
日本経済新聞「プロムナード」の大好評連載に書き下ろしを加えて書籍化。
『椎名林檎論』などが話題を呼んだ映画研究者の初エッセイ集!
「ここにおさめられたエッセイには、個人の人生の息苦しさと規範から逸れてゆく解放感、日常の些細なシーンにおける疑問や葛藤、そして怒りや歓び、あるいは非日常の時間に遭遇した、かけがえのない経験が記されている。社会が決める正しいルートなどない。多くの人が、他人にではなく、自分自身の人生を豊かに感じられる道を歩んでほしい、そういう願いが込められているように思う」(著者あとがきより)
【報告】初のエッセイ集『家出してカルト映画が観られるようになった』(書肆侃侃房)がまもなく刊行されます。見本を受け取りました。まさか若い頃の自分がカバーに載るとは思ってもみなかったし、同僚に勇気あるねと言われた、並べると狂気を感じるピンク本。4月4日発売。https://t.co/Dn4cuoKVck pic.twitter.com/mZrksrCYfm
— 北村匡平|新刊『家出してカルト映画が観られるようになった』『遊びと利他』 (@Kyohhei99) April 1, 2025
【目次】
- ネコになる
- アルバイト
- 鳥体験
- 僕が旅に出る理由
- 倍速視聴される人
- 靴下のこと
- 無駄な雑談と移動
- レールを踏み外す
- サンタクロースは誰だ
- 本との付き合い方
- 研究室という空間
- テレビゲームと利他
- トゲのない世界
- 推しの氾濫
- 恩師の忘れられない姿
- 安全な遊びと学び
- メディアのマナー
- 怒りを飼いならせ
- サバイブする文字
- 大人になること
- アンコールワットの片隅で
- 消えゆく自然の遊具
- 僕の家族のこと
- 映画館の暗闇
- 手書きの温もり
- 子供の豊かな想像力
- 空き地と土管
- 怒れるタクシー運転手
- ピンクとメイク
- 99というナンバー
- ボリビアの高地で
- 手放す勇気
- 息子と遊ぶ
- 食べること
- 学生たちの襲来
- あたしのからだ
- 大学教員の生活
- 首タオル
- レンタルビデオ屋
- テレビドラマの食卓
- タバコアレルギー
- 人の温もり
- 旅先の少女たち
- 最後の花火が終わったら
- 家出してカルト映画が観られるようになった
- 最愛のカートへ
- ヒーローになりたい
- 引っ越し人生
- 変な人たち
- 出会い直すこと
- 偶然性を生きる
- あとがき
著者について
北村匡平(きたむら・きょうへい)
1982年山口県生まれ。映画研究者/批評家。東京科学大学准教授。
専門は映像文化論、社会学、メディア論、表象文化論。
著作に『美と破壊の女優 京マチ子』(筑摩書房)、『24フレームの映画学 映像表現を解体する』(晃洋書房)、『椎名林檎論 乱調の音楽』(文藝春秋)、『遊びと利他』(集英社新書)などがある。
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