
日々積み重なる小さな絶望に抗う、血みどろの闘いの記録。
「大丈夫なふりをしたことがある、全ての人に読んでほしい」高瀬隼子(作家)。
中高一貫男子校で教員として働く鍵岡奏。
女性が極端に少ない職場で、。
彼女はまるで「珍獣」のような存在。
無秩序で制御不能な生徒たちに翻弄され、無神経な同僚に削られながら。
壊れかけギリギリの日々を過ごしている。
ある日、心の拠り所にしていた先輩教員から発せられた一言から歯車が狂いだす …… 。
社会に絶望しながらも、もがき生きる人間のリアルを圧倒的解像度で綴る。
著者について
早乙女 ぐりこ
1987年東京都生まれ。2015年には文芸同人サークル「早稲女同盟」を立ち上げ、文学フリマ東京などのイベントで自主制作本を頒布。2018年には、離婚・転職などの人生の転機を題材にした『早稲女×三十歳・完全版』を刊行し、個人の経験を率直に描くスタイルで注目を集める。2024年、初商業出版『速く、ぐりこ!もっと速く!』(百万年書房)を刊行。企画人を務め、自身も執筆を担当した文芸誌『随風』は、発売直後から売り切れが続出。大きな話題となった。
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